【真選組】おねーちゃん。

花弁 二十四枚 ページ26

.沖田総悟side




「私もいつか、アンパ◯マンになりたいなぁ」



Aが小さく呟いたのを沖田はしっかりと聞いた。


なにそれコワイ。
頭何回もチェンジしたいって意味だよねィ？
それとも頭を誰かお腹すいてる奴に食べさせてェって意味？

コワイ、コワイコワイぞA。



「ダメでィ。アンパンマ◯は。アイツにだけはなろうとしちゃダメでィ」

「えぇ？どうして？」

「奴の攻撃は過剰な正当防衛でィ。◯イキンマンを飛ばしすぎ。それに
暴力に頼りすぎでィ。話し合いもしようとしねェで。
バ◯キンマンを見かけたら殺す…的な？」

「で、でも、バイキン◯ンは悪い奴…でしょ？
トシ兄もそう思うでしょ？アンパンマ◯正しいよね？」



話を振られた土方は、書類から目を離し
ゆっくりとAを見据えた。



「…いや、…総悟の言う通りだ。」

「へ？」



真面目な顔で淡々と言葉を紡ぐ土方。



「A、よく思い出せ。
バイキン◯ンは確かに悪いかもしれねェ。でも、それは社会がそう
させてるんだよ。奴は…奴はいつも１人、孤独なんだよ。ド◯ンちゃんに
いくら尽くしても食パ◯マンに夢中で振り向いてくれねェ…。
社会はバイキン◯ン＝殺戮対象とみなして話を聞こうともしねェ。
俺は…バイキン◯ンが可哀想でならねェ！」


「とっ、トシ兄…！」←あまり理解してない




それを横目で見ていた山崎は、冷めた目であんぱんを一口かじった。




「あんたら馬鹿だろ」




部屋に戻ったとき、山崎はぼそりと呟いた。




「あ、来週見廻組がくるって言うの忘れてた。

…………まぁ、いっか」






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テスト終わったああああ！！！！

まさかの英語、裏一問しか解いていないという……


ま、数学は９５点以上は確定なんでっ

更新頑張ってきまーす！

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