記憶91 ページ44
部室に自分用のボトルの容器があったのを思い出して取りに行く
部室のドアに手をかけると思い出した事が…
『あれ？たしか四ノ宮先輩たちってドリンクの粉を買いに行ったんじゃ…』
うっわー、無駄骨じゃん！
最悪おれ、なにしてんだろ
はぁ…戻ろ戻ろ
そう思って開けようとしたドアを開けるのをやめた
すると中から人の声が聞こえる
『ん？誰かいんの？』
誰がいるのか確かめようと何も考えずにドアを再度開けようとした
ドアに近づいた時に聞こえる声に俺の体は固まった
「あっ…ユキっ、怖い」
「大丈夫だよシノ、ジッとしてて」
「でも、そんな見られたら…恥ずかしい」
えっ、先輩たち、部室でなにやってんすか！？
中学2年の俺はもちろん思春期真っ只中で
女の人の体にはもちろん興味あるし、そーゆー知識だって少なくないとは思ってる
開ける雰囲気ではなさそうなそのドアに聞き耳をたてる
さっきよりもクリアに聞こえる声
「なぁユキ、ホンマにすんの？」
「シノは俺に任せとけばいいよ、ほら動くと危ないから」
「あっ…やっ、ユキぃ…急にそんないれんでも」
「ゆっくり動かすから…ほら」
「うっ、うぅ、」
「そんな声出さないでよ」
「しゃーないやん、声出てまうもん」
やばいやばいやばいやばい
自分の体の血の巡りがはやくなったのがわかる
さすがに！
さすがに！部室では！
『だめっすよぉぉぉぉお！！』
居ても立っても居られない俺は思い切りドアを開けて、中でナニカをしてる先輩たちを止めようと
大きな声で叫んだ
ジョキッ
『って、え、あれ？』
聞き覚えのある音が嫌に耳に残る
幸村「はぁ…赤也、脅かさないでくれる？
おかげで失敗しちゃったじゃん」
四ノ宮「うちの、うちの髪の毛がぁぁぁぁああ！！」
やっべ、おれヤラカシタ
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やまやま(プロフ) - めちゃくちゃ面白かったです！！続編も読みたいです(>_<)楽しみに待ってます！ (2019年6月13日 20時) (
レス) id: 8d56f807c6 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - 続編、読みたいです(ToT) (2019年6月11日 2時) (レス) id: 607f8947ec (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - うぉぉぉ！！胸熱な展開！！！ (2019年5月19日 4時) (レス) id: fea101a55e (このIDを非表示/違反報告)
黒薔薇(プロフ) - 瑠璃さん» 本当にお待たせしました笑軽く4年ぶりの更新になります、完結目指して頑張ります^_^ぜひ最後までお付き合い下さい！ (2019年4月21日 0時) (レス) id: 2e427f6013 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - やばーーーー！！続きまっっってました！！！待 (2019年4月20日 11時) (レス) id: f8bf81eaa9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒薔薇 | 作成日時：2015年2月22日 0時
