過保護 ページ33
〇過保護
「紫耀」
「ん、、」
「私行くからね！起きないと知らないよ！」
「んー、、」
だめだ
絶対平野くん遅刻する
仕方ないなぁ
「えーんっ、紫耀くんぎゅーってしてっ、、！」
我ながら大根役者すぎて爆笑
「ん、、？」
「あのね、パパもママもいなくて、、っ」
「え、、？」
よっしゃ！
少し驚いた顔しながら体を起こす紫耀
「Aにはね、、紫耀しかいないのっ」
大して涙は出てないけど
泣いてる風を演出
「ええっ？」
かわいそう笑
寝不足なのに起きたら
彼女が泣いてるっていう笑
「どしたん？！大丈夫？」
紫耀が焦った顔でこっちに近づいてきて
私のことをぎゅーってする
「大丈夫大丈夫
俺がおるやろ？」
寝起きでこんなこと言えちゃう平野
まじで好き。
「紫耀がいなくなったら、、また1人になるもん、、っ」
うわ、アカデミー賞もらえるよ私 笑
「ほら、おいで」
ん？笑
完全に主導権は自分だと思って
私の手を引いてリビングに向かう紫耀
「紫耀、私学校いかなきゃ」
「こんな時は行かんでいい」
おいいい
何のためのこの茶番だと思ってるんですか
やべえな
ミスったな
「やっぱり、1人がいい」
「え」
「ごめんね！」
ーー
「おお、紫耀おはよ笑」
「うん、、」
「どしたー？笑」
明らか様子おかしい
「仕事？嫌？」
「違う、、」
「んー、Aちゃん？」
まさかとは思いながらもそう聞くと
「そうっ！」
驚いた顔をして俺の方を見てくる
「なあ！どうしよ！
もー、1人で大丈夫かな？！」
「どうしたん？」
「朝から泣いててさ
学校休んでいいよって言ったのに、、
連絡もないし、、」
そんな紫耀に対して
頭がハテナでいっぱいの俺ら5人
え、だってLINE返ってきてたで？今
「朝から紫耀、大変でした〜笑」
って笑
「ちょっと俺、飲み物買ってくる〜」
事情聴取や笑
ーー
「もしもし？」
「あ、Aちゃん
えーっと、うん 笑」
廉くんからお電話
まさか、、笑
「紫耀どうかした？笑」
「Aちゃんのことめっちゃ心配してるで笑」
「あ〜笑
違うんだよね、紫耀を起こすために壮大なドッキリしたらこんなことに笑」
「もー、対処する俺のことも考えて？笑」
「ごめんなさーい笑」
そこまで頭回ってなかった笑
「許して、廉くん笑
今度デートするから！！」
「許します笑」
あのあと紫耀くん
ずーっと私の名前叫んでたらしい笑
過保護すぎるけど
嬉しかったよ、紫耀
END
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りあ(プロフ) - だいすきです (2018年9月5日 0時) (
レス) id: 4353d7f99b (このIDを非表示/違反報告)
りの - この作品大好きで何度も読んでます。受験、応援しています。 (2018年9月2日 1時) (レス) id: 4018dff5ef (このIDを非表示/違反報告)
裕美(プロフ) - 受験頑張って下さい。この作品が大好きなので、また読めることを楽しみにしています。 (2018年6月8日 22時) (レス) id: 39537759d1 (このIDを非表示/違反報告)
りか - よっしゃあー！！！！！ひとみさん！おかえりなさい！！！待ってました！受験頑張れです！ (2018年6月5日 17時) (レス) id: 3c3c648279 (このIDを非表示/違反報告)
しずく(プロフ) - 受験頑張ってください！私は中学受験なのですが受験って大変ですよね！テストの点で気持ちが沈んだりしあがったりして…受験を頑張って、また占ツクの作者さんになってくださいね！ずっとまってます！ (2018年6月1日 20時) (レス) id: e2b0b0d414 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Hitomi
| 作成日時：2018年3月26日 21時
