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ジェラシーすらもスパイスに*如月 恋* ページ1

『……ふふっ…』


隣でケータイを見つめて、可愛らしく笑うA。

俺、如月恋の彼女だ。


「なーにしてんの?」


俺が覗きこむと、ふにゃりと笑いながら言った、衝撃の一言。




『あのね、同じクラスの駆くんと個チャしてるのー!』




駆?

師走、駆?



「え、ちょ、マジ?」

『もー、ほら!』



トークのタイトルには、駆くんとある。

相手の名前は、師走になってるし、トプ画は黒田の写真。



「…へぇ、そっか。」

『ね、恋!あそこのカフェ寄って行こうよ!今日仕事無いんで「ごめん、俺帰るわ。」え…?』



心の中では、嫉妬なんて醜いって分かってたけど。


どうしてもこの真っ黒な感情が抑えきれなかった。



「ホントごめんねー、俺今日買い出しだったわ。じゃーね、また今度。」

『え、恋…う、うん、分かった…じゃね。』



しょんぼりと俯くAを見ないようにしながら、俺はその場を立ち去った。


ふと手のひらを見てみると、ぎゅっと拳を作っていた。



「束縛とか…性に合わないって思ってたんだけどなぁ…」



爪の跡を、じっと見ていた。

ジェラシーすらもスパイスに*如月 恋*→



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藍華(プロフ) - リコさん» 気づかなくて申し訳ありません…!楽しんで頂けたのなら幸いです。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 (2015年4月20日 23時) (レス) id: a2cd4c3dee (このIDを非表示/違反報告)
リコ - 新さんをリクエストさせてもらったリコです!!難しい要求だったのに、すばらしいお話になっていてスゲー!!って思いました。リクエスト通りでおもしろかったっす!ほんとーにありがとうございました☆ (2015年2月28日 12時) (レス) id: c922c4cb93 (このIDを非表示/違反報告)
藍華(プロフ) - *郁夜*さん» 文字数が足りず、コメントなど少なくて申し訳ありませんでした…満足していただけたのなら幸いです。消化遅くなり誠に申し訳ありませんでした。 (2015年1月3日 23時) (レス) id: a2cd4c3dee (このIDを非表示/違反報告)
*郁夜*(プロフ) - 名前は変わってますけど、いっくんをリクしたものです!!書いていただきありがとうございました!とても満足しています! (2015年1月3日 21時) (レス) id: 0fc071909b (このIDを非表示/違反報告)
藍華(プロフ) - まいさん» すみません!2に移行した際に外すのを忘れていました。ご指摘ありがとうございます。 (2014年12月17日 18時) (レス) id: a2cd4c3dee (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:藍華 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2014年8月9日 20時

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