海賊達のケジメ ページ7
「俺は母さんの子だ…！」
ライが歯を向き出しにして唸る。
「父さん…父さんだけ俺が何とかする…動ける態勢を取ってくれ…！」
ローにだけ聞こえる様にライが言う。
「ライ、力に頼るな、Aには敵わない」
「俺は強くなる…絶対に…！！」
ライはもがくのを止め目を瞑って集中する。
怒り狂う猛獣の様に逆立つ毛。
「Aと力で争うな！！ 負けたらどうなるか分からないぞ！！」
「俺に…命令すんなー！！」
拳に力を入れ体中に力を入れるライ。
ローの足が自由になっていく。
１回しかチャンスはないだろう…ローはＲＯＯＭを作りやすい様構える。
同じ手を赤髪のシャンクスが食らう訳がない。
１回、１回だけだと自分に言いきかせる。
皆の動きが止まり「こりゃたまげた」という顔のシャンクス。
『私を…殺して…』
「そうはいかないな、俺が決めると言っただろう？」
『殺して…！！』
ロー達を苦しめたくないAは泣きながら懇願する。
その時だった。
Aはとんっと何かにぶつかる衝撃がした。
背にいたのはシャンクスのはずなのにローが居るのだ。
『…あ』
Aはローに抱かれ、ぱぱぱっと変わりゆく景色とローに見とれた。
「ライがAの願いより強かったようだな」
『ライ…ライは！？』
「ライなら大丈夫だ、今頃赤髪を止めている」
『置いてきたの！？』
「俺の子だ、負けやしねェ」
そうしてすぐドクトリーヌ城へAを
「皆を戻す」
ローがライ、コラさん、クルー、シャンクスまで城へ
ドクトリーヌの物を下手に扱うと鬼の剣幕で怒鳴るので物の選別をしたのだ。
女は恐ろしい。
「何とも…見事な能力だ」
「赤髪…テメェを今すぐ斬ってやってもいい」
「船長直々にか、さて、うまくいくかな？」
ライは赤髪の動きを止めるべく力を使い、余計な事を考えられない。
「四皇といえど動けねェだろ…強がるな、すぐ楽にしてやる」
ローが鬼哭を抜く。
『ロー！！』
Aが体当たりでローを止める。
「邪魔をするなA、海賊同士のケジメだ」
『 シャンクスさんは私を救おうとしたの！！』
皆を傷つける前に
後悔して一生を送る前に私を止めようとしてくれたと説明する。
「父さん早くしろ！！ 赤髪…テメェに生きる資格はねェ！！」
『ライ！！』
「船長が２人…？」
首を傾げるシャンクス。
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ゆーじ - SAAYAさん» 何と！！ありがとうございます！自分今日で他のサイトに行きますが、最後にそう言って頂けて嬉しいです！ありがとうございました！！ (2017年6月4日 22時) (
レス) id: f6a5d4b00c (このIDを非表示/違反報告)
SAAYA(プロフ) - ここまで読んでいい作品だと思いました！とっても面白かったです！ (2017年6月1日 7時) (レス) id: d067831eff (このIDを非表示/違反報告)
ゆーじ - リンドウさん» リンドウ様の有難いお言葉…！！イカれた帽子またラスト見て熱くなる自分がまだいるよ！！ありがとうございます！！いやっほー！！お疲れでした！！いやっほー！！めろりーん！！ (2017年3月29日 23時) (レス) id: f6a5d4b00c (このIDを非表示/違反報告)
リンドウ(プロフ) - ビリーズお疲れ様でした。本当に面白かったです！私もゆーじさんみたいな作品作りたいな...なんて。新作作った際には真っ先に見にいきます！本当、お疲れ様でした (2017年3月29日 19時) (レス) id: 4a1d08d84e (このIDを非表示/違反報告)
ゆーじ - momoさん» momo様こんにちはー！momo様のアイディアのローの子、すくすくそだつよきっと！ビリーブホントお世話になりましたー！！ありがとうございます！！新作作ったらまた見てくれたら嬉しいよ！またどこかで会いましょう！またねー！ (2017年3月26日 10時) (レス) id: f6a5d4b00c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーじ | 作成日時：2017年3月13日 20時
