心を隠さないで ページ34
「全てを敵に回す事になるぞ」
センゴクがローに念を押す。
「つまり我々が今ここで君達を捕まえる。
色々知られたからには命の保障はしない」
「上等じゃねェか。
Aは俺達の為に命を賭けた。
次は俺達が命を賭けて何が悪ィ」
大将の力量は桁違いに遥か上。
Aのスピードでも避けれないなら
全滅するだろうが、もう諦めはしない。
「…３日の猶予を与える。
Aが君達と海へ出ると言わなければ諦めてくれ。
Aがここに残ると言えば君達が諦める、いいな」
この部屋だけなら自由にしていい、とセンゴクは会議室を出て行った。
煩い七武海があーだこーだ注文するせいで何でも揃っている広い部屋。
普通に生活出来てしまう程に物は揃っていて、逆に戸惑うのはロー達。
「まー、ほら、足りない物あったら子電伝虫使いなさいや」
クザンはテーブルの上を指差し、サカズキ、ボルサリーノの後に続いて
本当に会議室から出ていってしまい、残されたロー達は罠かと疑う程だ。
「キャプテン！ Aちゃん診てあげてよ！」
「能力の使用は禁止されている、クソ…打診じゃ大まかな診断しか出来ねェ」
「船長、どうやってAちゃんに触れたんですか？」
ペンギンは見えぬ壁に未だ手こずっている。
「焦るな、そうだな…」
どう伝えたらいいか考えるロー。
「寝ているカメレオンだと思って触ってみろ」
ローが真顔で言うので「ブフォッ！！」と吹き出すシャチ。
「…船長、正気ですか？」
「あァ」
アンタにどうしようもない程恋してるの人間なんですけどね…と思うペンギン。
カメレオン…寝ているカメレオン…と念じながら触れる。
シャチは失敗したがペンギンとベポはAに触れられた。
「うおっ！？」
まさか本当に触れると思わなかったので叫んでしまうペンギン。
「マジっスか…」
シャチは何度も挑戦するが途中で集中力が途切れどうにもならない。
ローは打診でAの容態を知ろうとするが、
意図して触れようとするとやはり壁が出来てしまい成す術がない。
「厄介だな、海楼石がなきゃ治療が出来ねェ」
「持ってきてもらいましょう、今は…それしかないんです」
「そうするか」
ローが即決した時、Aが『うー…』ともぞもぞ動き顔を歪める。
仰向けでは苦しいのだろう、横向きになり眠りにつくと思ったが…
人の気配で身を起こすA。
最も信頼する仲間がその瞳に写った。
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ち - はぁ...もうなんなの...すき...。 (2018年12月1日 4時) (
レス) id: 513ab26d0c (このIDを非表示/違反報告)
ゆーじ - あかりさん» 良くないんです…馬鹿なので調べたり計算してみるだけで（落。ベネズエラは１時間に３６００本の稲妻があるでしょ？だけど漁は出来る…魚って感電しないの？んな訳ないよーって何かずっとひっかかってて。あかり様のお陰でひとつ利口になれたよ！ありがとうー！！ (2018年1月10日 21時) (レス) id: 48b034f42e (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - ゆーじさん» 小説読んでても思ったんですけど、すっごく頭良いですよね！ バトルシーンも上手いですし… (2018年1月10日 21時) (レス) id: 3d54d632f6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーじ - あかりさん» ですね（笑！クロコダイル戦からヒントを得ました！実を食べても体が完璧にその性質になる訳ではなさそうなので接近してきても同じダメージを自分に受ける形に！リスク高い…（怖！あれ…？ルフィの精神力が最強！？ルフィ＋ミズミズ能力者タッグ組んだらヤバいですね！ (2018年1月10日 21時) (レス) id: 48b034f42e (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - ゆーじさん» かなり厳しい戦いになりますね(笑) (2018年1月10日 20時) (レス) id: 3d54d632f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーじ | 作成日時：2017年8月7日 8時
