心閉ざさないで ページ33
「何が目的だ」
七武海でもクルーまで本部内に同行する事は許されない。
それが今は何だ、全員集められローの警戒が強くなる。
「君達の中でAに触れられる者はいるか？」
センゴク元帥はAに歩み寄りその肩を触れようとするが
見えない何かに守られていてあと数ｃｍの所で指が止まってしまう。
「Aは子供の頃からこうだ…怪我をすると誰も信じない。
手当てはおろか、保護も出来ずにいつも隠れてしまうんだ…」
そんな馬鹿なとロー達がAに触れようとしてもやはり触れる事が出来ない。
「君達でも無理か…つまり、Aは君達を信用していない」
「そんな事はない！！」
センゴクに噛みついたのはペンギンだった。
「Aちゃん！！ 能力を解いてくれ！！ 手当てが出来ない！！」
「無駄だよォ〜…Aちゃんの細胞の壁は声も届かないからねェ〜…」
「そんな…こんな血まみれなのに…！！」
ボルサリーノの言葉を無視して何とかAに触れようとするロー達。
実は相手の緊張や敵意に反応するだけなのだが、あえて嘘をつくボルサリーノ。
「君らじゃァ〜…Aちゃんをどうする事も出来ないねェ〜…」
「クソッ…！ Aちゃん目を覚ましてくれ！！」
ローはクザンの言った「最低限は治す」という言葉を思い出すが
それだけではAの容態は安全とは言い難い。
「サカズキは触れられるよォ〜…クザンもわっしもねェ〜…」
彼らを追い詰めるべく嘘を並べるボルサリーノ。
ここでロー達が引けば良し、そう思っている。
「昔から命に執着ないんだよねェ〜…
死のうとはしないけどねェ〜…
別に生きようともしないよォ〜…」
「嘘だな」
ローはボルサリーノの言葉を否定した。
「それが本当ならAは能力を使わなかった筈だ」
そして皆に語りかける様に
自分に言い聞かせる様に言う。
「確かにいつも無謀で突発的に行動するが
戦闘においての判断力や勘は鋭い。
本気じゃねェ相手にAは本気で相手しねェ」
Aの方へ伸びるローの手。
「犬はAが起きた時喜んで飛びついたがAはそれを受け止めた」
ローの手にAの温もりが伝わる。
「必要とすればAは応えてくる」
やっとお前に触れられた――――
もう駄目だと諦めた日は何度もあったし
心がざわつき眠れない夜を過ごした日は
必ずこの無鉄砲なAを想っていた
「A、帰るぞ」
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ち - はぁ...もうなんなの...すき...。 (2018年12月1日 4時) (
レス) id: 513ab26d0c (このIDを非表示/違反報告)
ゆーじ - あかりさん» 良くないんです…馬鹿なので調べたり計算してみるだけで（落。ベネズエラは１時間に３６００本の稲妻があるでしょ？だけど漁は出来る…魚って感電しないの？んな訳ないよーって何かずっとひっかかってて。あかり様のお陰でひとつ利口になれたよ！ありがとうー！！ (2018年1月10日 21時) (レス) id: 48b034f42e (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - ゆーじさん» 小説読んでても思ったんですけど、すっごく頭良いですよね！ バトルシーンも上手いですし… (2018年1月10日 21時) (レス) id: 3d54d632f6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーじ - あかりさん» ですね（笑！クロコダイル戦からヒントを得ました！実を食べても体が完璧にその性質になる訳ではなさそうなので接近してきても同じダメージを自分に受ける形に！リスク高い…（怖！あれ…？ルフィの精神力が最強！？ルフィ＋ミズミズ能力者タッグ組んだらヤバいですね！ (2018年1月10日 21時) (レス) id: 48b034f42e (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - ゆーじさん» かなり厳しい戦いになりますね(笑) (2018年1月10日 20時) (レス) id: 3d54d632f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーじ | 作成日時：2017年8月7日 8時
