戦うために立つ ページ30
「A、ワシに隠し事をまだしちょるんじゃないか？」
『……』
「マリンフォード本部からギリギリ目視出来る船に
ドフラミンゴが乗っておると言いおった。
だが何故あの男が来たと気が付かなかったんじゃァ」
『……』
「あの男だけでなく、あの船にのった海賊を察知出来んかった、
理由は１つじゃァ…Aはあの海賊共を攻撃しないよう
細胞のデータをメモリーに入れなかったからじゃろう」
『だから何！！ もう…私は…！！』
ハートの海賊団に戻れない――――
「本気で戻りたいと思っとるなら…
ワシら全員倒して戻ればエエじゃろうが！！！」
サカズキはいきなり拳をAに振りかざす。
瞬時にセルセルの能力で細胞単位に変化し攻撃を流すA。
「なんぼでも交せばエエ！！ だが相手はまだおるけんのぅ。
クザン、ボルサリーノ…ここにおる全員を倒さんとここからは出さん！！」
次々に襲い来る攻撃を避けるがサカズキは戦い慣れしている。
１手ではなく４手５手同時にAを追い詰める。
教官や中将なんて比じゃない。
いい加減キレかけたAが能力を出そうとした瞬間
「殺すんじゃねェ！！！」
ローの地を這う声が遠くから聞こえ、能力をしまうA。
Aの攻撃は殺しであり、一撃で相手を仕留める事になる。
『…くっ！！』
一瞬の迷いがサカズキを優勢にさせる。
能力なしでもサカズキの拳の１発は重い。
ギリギリの所で細胞の壁を作り直撃を免れたが
その威力は凄まじくAは後方へと吹き飛ぶ。
まだ宙に浮いているというのにサカズキは追撃し
Aをこれでもかと打ちのめし「立て」と言う。
接近戦が苦手なAの体はボロボロだが
失いそうになる気を意地でも保ち、立ち上がる。
「立たなきゃいいでしょうがァ〜…」
「Aなりに…戦っているんだ…」
ボルサリーノとセンゴクの階下ではクザンとローがそれを見ていた。
何度叩きのめされても、意識朦朧としてなお立つA。
いよいよ反応が鈍くなり、サカズキがAの胸ぐらを掴み立たせると
『…来ちゃ…ダメ…ハウス…』
何の事かとサカズキが丘の下を見ると
可愛がっている犬全てがサカズキを威嚇していた。
犬達が近寄れない様、全ての力を壁にして侵入を防いでいたのだ。
「ワシ相手に能力を使わんとは…ナメた真似してくれるのぅ」
『私相手に…能力使わないなんて…殺してくれって言ってる様なもの…』
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ち - はぁ...もうなんなの...すき...。 (2018年12月1日 4時) (
レス) id: 513ab26d0c (このIDを非表示/違反報告)
ゆーじ - あかりさん» 良くないんです…馬鹿なので調べたり計算してみるだけで（落。ベネズエラは１時間に３６００本の稲妻があるでしょ？だけど漁は出来る…魚って感電しないの？んな訳ないよーって何かずっとひっかかってて。あかり様のお陰でひとつ利口になれたよ！ありがとうー！！ (2018年1月10日 21時) (レス) id: 48b034f42e (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - ゆーじさん» 小説読んでても思ったんですけど、すっごく頭良いですよね！ バトルシーンも上手いですし… (2018年1月10日 21時) (レス) id: 3d54d632f6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーじ - あかりさん» ですね（笑！クロコダイル戦からヒントを得ました！実を食べても体が完璧にその性質になる訳ではなさそうなので接近してきても同じダメージを自分に受ける形に！リスク高い…（怖！あれ…？ルフィの精神力が最強！？ルフィ＋ミズミズ能力者タッグ組んだらヤバいですね！ (2018年1月10日 21時) (レス) id: 48b034f42e (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - ゆーじさん» かなり厳しい戦いになりますね(笑) (2018年1月10日 20時) (レス) id: 3d54d632f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーじ | 作成日時：2017年8月7日 8時
