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ポートマフィアの首領 ページ8

マシロside





芥川「失礼します。」



【バッ】いきなり視界がクリアになったと思ったら驚いた顔をした黒髪の青年がいた


中也さんが手を差し伸べてきたので、なんとなくお手をして



肩の上に乗れと言われてよじ登った。


芥川
「……ペットですか?」




中也
「嗚呼、そうだ……いてて!」ペットと言われて腹が立って中也さんの頭に爪を立てた


芥川
「そやつは...虎ではないですか?」

中也
「ああ...そうだけどどうした?」


芥川
「人虎の妹では無いですか?」

そう言って私にどんどん近づいて来た。目がとても怖かった


中也
「違う。もういい、芥川下がれ」

芥川
「はい、承知しました」


[パタンッ]


中也
「もう喋ッていいぞあと人間に戻れるか?」

下ろしてもらって服の中に潜り込んで

『はい...あれ?』

戻った時に立とうと思って足に力を入れても入らなかった。



中也
「あ...手前もしかして腰抜けたか?」



『すみません...上手く力入んなくて...』



中也
「怖かったよなァ...」


そう言って撫でてくれた。何故か懐かしい感じがした。

『あの人なんであんなに殺 気立っていたんですか?』

中也
「お前の兄貴と芥川は仲が良くねぇんだ。だからだと思うぞ。もう立てそうか?」

そう言われ力を入れてみると立つことができた

『はい!』


『首領様は怖いですか?』


中也
「例えるなら...そうだなぁ...さっきの芥川よりずっと怖いな...」


不安になり部屋に向かう足が重く感じた。



中也
「マシロなら大丈夫だ。前もそうだったからな!」


『前も?』

そう問いかけると中也さんは今にも泣きそうな顔をした。


中也
「なんでもない着いた行くぞ」


部屋の前

中也
「首領失礼します」


[ガチャ]



「エリスちゃーんこれきておくれよー」



エリス
「いやよ!リンタロウはなしてちょうだい!」




ん…?なんか.....この状況見たことある気がする....


[バタン]


中也
「マシロ、何も見てないな?」


あ、目が笑ってない

『はい、ナニモミテナイデス』

中也
「ならいい」



[コンコン]



中也
「首領。虎の件で報告が」




「入りたまえ」




[ガチャ]



部屋に入るとものすごい威圧感で、今すぐこの部屋から出たくなった。

中也
「此奴が虎です」




『初めまして....中島マシロです』



「嗚呼、話は聞いているよ。ポートマフィア首領、森鴎外だ。」



(申し訳ございません…森さんの名前間違えてました:(´◦ω◦`):)

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作者名:ある♪ | 作成日時:2018年1月20日 21時

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