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102話お迎え ページ5

黛さんから連絡を頂いたけど2人が信じなくて



僕達は今Aの施設に来ている


弦月
「急に来てしまいすみません…」


施設の先生
「大丈夫よ〜A〜いるー?」



先生はひらがなでAと書かれた部屋をノックしたが返事がなく、開けてもらい見回すが彼女らしい部屋がある以外は誰も居なかった





弦月
「居ないですねA」


ひらがなで灰と書かれた隣の部屋に移動しながら行った


先生
「こういう時は…だいたい灰の部屋にいることが多いからそっちだと思うわ」


同じようにノックをして


先生
「ごめんねはいるね


あらあら、Aと灰寝てるわね」



2人は仲良くすやすや眠っていたのでとりあえず家のように寛いでる景くんとソワソワしている晴くんが居るリビングのような場所に戻った


弦月
「ほらだから言ったじゃん!」


甲斐田
「だって珍しいから…」



長尾
「また体調悪いんかと思った…治ってから遅刻しなかったのに…珍しく遅刻するから…」




先生
「そうだよね…もう30分くらいで起きると思うから施設の中でまっててあげてくれるかしら?」






長尾
「はぁい!ありがとうございます!」



「それにしても甲斐田くん大きくなったわね」



甲斐田
「はい。その節はありがとうございました。」



「「え!?」」

先生
「Aのお母さんの手紙を頼りにAに会いに来てくれたのよね」




甲斐田
「…はい。その時に黒髪の男の子に目の敵にされましたね」




先生
「ふふw懐かしいわね確か甲斐田くんが17歳で灰が14歳、Aが10歳だったわね」


甲斐田
「あのくs…子供黛さんだったんだ…」

いまくs…くそがきって言おうとしたのかな


先生
「無理にとは言わないけどあの時のこと許してあげて欲しいかな。あの時はタイミングが悪かったから…」





甲斐田
「あまり気にしてなかったので大丈夫ですよ!」



長尾
「タイミング悪かったって黛さんの反抗期とかか?」




弦月
「景くん敬語!!」


「気にしなくていいのよ。Aがお世話になってるし!


だけどあの頃はやっと…あの子に…」



『せんせぇ…おはよぉ…』




タイミング悪くパジャマのシャツを着崩して肩が見えてるAがぺたぺたと眠そうに目を擦りながらやってきた





続く言葉はおそらく"やっと…あの子に笑顔が戻った"だっただろう




だから黛さんはその頃急に来た晴くんを警戒したのも頷ける

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作品ジャンル:恋愛
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作者名:ある | 作成日時:2021年11月13日 17時

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