131話 ページ34
採血のために準備をしてAが寝てる部屋に向かいノックする
[こんこん]
甲斐田
「黛さんー入っても?」
黛
「…どーぞ
何か用?甲斐田」
あけてくれたのはいいのだけど…
な、なんか不機嫌だし…
よ、呼び捨て…
甲斐田
「…あっすみません前に言ってた採血を少しだけさせて貰えればなーっと思ったんですけど…も…」
そこまで言ってAが目覚めていたのに気がつくが顔が真っ赤になっていた
もしやなんか邪魔しちゃった感じか
甲斐田
「あっ…そのじゃましてｽﾐﾏｾﾝﾃﾞｼﾀ」
黛
「別にいいよ。」
内心機嫌悪くなってないですか黛さん…そりゃあそうか自分でもこういう時に…はっ…そもそも相手居ない…あ、自分で言って虚しくなってきた
『灰くんになんの採血?』
甲斐田
「今後僕の血じゃ穢れになった時に止めてあげられないんだ。
そのために契約者の血がいるんだ。
それでお願いした。
すみません本当に…」
黛
「構わないよ。Aのためならなんだって苦ではない。」
｡・ﾟ・。｡・ﾟ・。｡・ﾟ・。｡・ﾟ・｡・ﾟ・。
(ここで視点が変わってしまっていたので区切ります後付け申し訳ない)
『灰…』
カチャカチャと採血の準備を進めている晴くんに不安が募る
契約しない方が良かったのでは、、、
でもそうしないと困ると言われたしな…
黛
「大丈夫。さっきのは本心だから平気だよ」
手をぎゅっと握ってくれた
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作者名：ある | 作成日時：2021年11月13日 17時
