129話終結 ページ32
長尾
「こぉんにゃろ…」
無理に呼び止めこちらに気を取られ、怪我されるぐらいなら…
魔力を込めて術を読む
『"我が名字花袋の名の元こい。天花!!!"
"我が魔力を糧としてかの者の動きを留め給え"』
刀を腰に取り付けながら2つ目の術を口にする
長尾
「A!?」
びたっと動きを止めた相手に驚き振り向く景に簡潔に報告をする
『今呼んだ。援護する。』
長尾
「了解。どれだけ止められる?」
『ん…分からない、相手は仮にも神。試してみないことには分からない』
長尾
「了解。
晴は結界維持。
藤士郎はあいつに語りかけてくれ。
Aはできる限りそのまま止めつつ晴の援護。」
『「「了解」」』
『景!!!切れる!!!』
長尾
「持って40秒か…魔力の消費は!?」
1秒=1%ってとこか…
『すごい勢いで減る。1秒でだいたい1%くらい持ってかれる。』
長尾
「20秒空けて1回1秒単位で止めろ」
『無茶言うねえ…
了解。
灰お願いカウントしててくれ』
正確なのを知っているからこそ頼んだ
黛
「分かった。
頑張って。
1,
2,
3,」
灰くんのカウントを聞きつつ目に魔力を集中させて言われたとおり1秒だけ動きを止める。
そこにすかさず刀を2度叩き込む
着地して攻撃ができない時はむぅちゃんが代わりに攻撃をしたりと交互に攻撃をしていた
相手の攻撃が晴たちに飛んできそうな時は天花で叩き切り
それを繰り返して魔力がそこをつきかけた時
"A!!繋がった!!"
そう言う藤士郎の声で残りの魔力を使って神の動きを止める
藤士郎の方に目を向けると景のお姉さんであり証である雅さんの姿があった
「そこまでだ!景!!!」
長尾
「ねーちゃん…!?」
景が崩れ落ちるのが見えたが生憎呼ぶ気力も残っていなくて
承
「嘘だろ転……」
承さんが来てるのが見えた
「"兄さんありがとう"
桜魔のもの達よ世話になったな」
彼が正気を取り戻すと同時に魔力が尽きた
黛
「A!!!!!??」
頬を温かいものが伝い
『あれ…なん…で…私…泣…いて……』
ぷつんと意識を手放した
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長尾のお姉様のお名前はオリジナル、デス!!
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作者名:ある | 作成日時:2021年11月13日 17時