[第五人格]小さな町のシスターが荘園にいくようです (ページ7)

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6話、恋なんてページ7

ライラside

部屋の外に行くと張っていた糸が切れて膝から崩れ落ちてしまって

めちゃくちゃイソップさんがオロオロしてて申し訳なかった

失礼しますと言ってお姫様抱っこをしてくれたのには驚いた。

その彼の瞳には葛藤や、焦りが揺らいでいた。

何に葛藤や焦って居るのだろうか……

……あ……重いのかな……でもそしたら疲れも見えるはず……

程よく温かいから心地いい……

彼の心臓も私のもうるさいのは気のせいだ

生者に恋するなんて私にはあるわけがない

あの時そう決めたはずだ。

私は恋なんてしてはいけないんだ。

イソップ
「あの、ライラさん」

『はい』

イソップ
「ライラさんは好きな人いますか？」

『居ないですよ...私は恋なんてしてはいけないんです。』

イソップ
「なんd((((『あ、部屋に送ってくださってありがとうございます。降ろしていただけますか？』すみません...いきなり横抱きしてしまいまして...」

『こちらこそ急に座り込んでごめんなさい...あんなに生者がいたのは久しぶりで...でも楽しかったです。まだ名前知らない方も多いけど……』

ゆっくり優しく下ろしてくださった

イソップ
「ゆっくりでいいんですよ慣れるのは...僕もまだ慣れてませんから一緒に慣れましょうか」

あ……目のこと言い忘れた……

『はい!ありがとうございます！あ……あとあの……目を見たのは誰にも言わないでください特に兄さんに言ったらダメなんです』

イソップ
「え……それはなんでですか?」

『クラーク家の仕来りで、婚約者、親族、医療関係者以外の異性に目を見せてはならないんです。』