[第五人格]小さな町のシスターが荘園にいくようです (ページ15)

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14話、修羅場(？) ページ15

ライラside

イソップ
「大丈夫ですy((((((?「こんなところに隠れていたんですねえ」

[ガチャッ]

目の前が少し明るくなったと思ったら浮く感覚がして外に引きずり出された。

『いやああああああ……』

恐る恐る目を開けると、先程ナワーブさんを追いかけていたリッパーさんの腕の中だった。

リッパー
「はじめましてライラさん。リッパーと申します。」

イソップ
「ライラ!!!」

リッパー
「おや……貴方も一緒でしたか……安心してください、このゲームはやさ鬼ですよ」

イソップ
「……だとしてもライラさんを降ろしてください」

リッパー
「嫌ですよ」

ナワーブ
「なにしてんだ?」

『ナワーブさんタスケテ……』

ナワーブ
「俺の妹に手を出してんじゃねぇ変態紳士！喰らえ！ラグビーボール」

リッパー
「ぐはっ、やりましたねえ！枝豆！優鬼のつもりでしたがあなただけ吊って差し上げます」

ナワーブ
「望むところだ！」

そう言ってどこかへ走り去って行った

振り落とされたライラは落下の衝撃を待ったが一向に来なかった

変わりにぬくもりがきた

イソップ
「いたた....危ないところでしたね。ライラさん怪我はないですか？」

『へぁ....?』

先ほどリッパーさんに振り落とされそうになったときには少し離れた場所にいたと思っていたイソップさんの腕の中だった

イソップ
「後でダイアー医師にお二人治療受けるとき痛くしてもらいましょうか」

『何で一瞬で助けられたんですか？』

イソップ
「秘密です」

そう言って口元に人差し指を当てて微笑む彼は最初にあった時よりたくましく見えた。

(社交恐怖とはどこへやら)