［すとぷり］あなたのおかげで、救われた［さとみ］

2 . 怖いけど、怖くない ページ2

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？「女の子がひとりでいたら、そりゃ声かけるでしょ、心配だし」




「…べ、別に心配なんか…いいです、」




？「ほらグチグチ言わなーい、とにかく、俺ん家おいで？って言っても、シェアハウスだからいっぱいいるけどね。」







…なんかこの人は信頼できそう、って。




会ったばかりなのにそう感じたんだ。









？「ただいま〜〜」




？「おかえりー」



？「え！？！さとみくん何誘拐！？！？」


さとみ「ばかちげえよ！！笑」




この人は"さとみくん"と言うのだろうか。



さとみくんって、どっかで聞いたことあるんだよなあ…。







「…あ！」




さ「うわっ、何？どした？」




「…ジェルくんの、グループの人…？」




？「え、俺たちのこと知ってるの〜〜？」



？「ジェルくん？」



？「おいジェル〜〜、さとみくんがお前の知り合い誘拐してきたぞ〜」



さ「してねえから！！ころんやめろお前！！」



ころん。ころちゃんかな。よくジェルくんが言ってた。



？「んん…何〜…？って、あれA…！？」

「ジェルくん…！！」



やっぱり、ジェルくんの家だった。


ジェルくんは私の親戚の息子さん。私のことを妹のように可愛がってくれて、私もジェルくんのことをお兄ちゃんみたいに思ってる。




ジ「なんでこんなとこいんの、お母さんは？」


「…家出した。」



ジ「どうしたの？なんかあったの？」



「…」




？「まあ、とりあえず中入りなよ。自己紹介とかしてさ！そっから事情聞こう？」









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