【歌い手】 優しさを知らない少女の歩む道には。

十三歩... ページ18

只今、沈黙が続いております。


理由は...

　‶歪な作り笑い"

それは、私の癖であり、≪アタシ≫の苦手なことだった。
私は作り笑いをよくする。しかし、
アタシは作り笑いが苦手だったらしい。



いつから私になったのか、
いつから記憶があるのか。
全て定かではない。
私の知ってるアタシは、ある人に教えてもらったから。



と、そんなことはどうでもいいのだけど。


貴『先輩こそ、上手に隠した作り笑いですよね...？」

あえて先輩のことに触れてみる。
なんて返してくるかな。


天月「調子に乗らないでくれる？
人の過去も知らないくせに。」


思い出した。
この先輩は、私のことが嫌いだ。
正確に言えば、互いにどこか似すぎていて
居心地が悪い。
まるで全てお見通しのようで。


貴『生憎様ですが、
私は先輩に過去を探られる趣味もなければ、
過去を探る趣味もありませんので。』


ピリピリとした空気が走る。
お互い近づかれたくないようで、
睨み合い、探り合っている。



そら「天月、やめとけ。
こいつも過去がない訳じゃない。」


るす「lose...いや、Aもだよ。
喧嘩は買うもんやないからな？」


貴『ごめんなさい。。。
えと、先輩も。
すみませんでした。』


この後知ったことだが、
苦手な先輩は
人気歌い手 天月 くんだったようで。
まふ月のイメージが少し崩れたと思いつつ、
全力で謝ったのは言うまでもない。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜スキップ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



そら「A取りあえず部屋はここ。
luzの隣ね？そのほうがいいでしょ。」


彼方ｓ...そらるさんの気遣いで、
るーくんの隣で住むことに。


すれ違いざま、
耳元で天月君に囁かれた。



‶僕は認めないから"と＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿。




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作者です！
なんか天月君悪役っぽいですね。。。
申し訳ないです。
ですがこれから、ラスボスの方が2人登場する
・・
予定です！

作者は、パソコン打ちながら
ストーリーが降ってくる？ので、
予定変更が多いです。
(未だにまふくん出てないし...)


こんな作者ですが、これからもよろしくです。





96「わしずっと空気なんだけど！？」

貴『その割にはずっと私に抱き着いてるよね？』

96「しゃべらせろぉぉぉぉぉぉぉぉぉ！！！！！」


くろちゃんごめん。

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