【歌い手】 優しさを知らない少女の歩む道には。

番外編　「めんどくさがり屋な少女と幼馴染」３ ページ17

天月side


正直、自分の誕生日なんて忘れていた。
だけど、歌詞くんの家に行ったら
みんなが祝ってくれた。
照れ臭かったけど、内心とても嬉しかった。


Aがケーキをわざわざ作ってくれた。
それが何よりも嬉しかった。
時々食べるのめんどくさいって言って
何も食べずに気づいたら3日経ってるような
重度のめんどくさがり屋だ。



世話のかかる幼馴染。
お互いにそう思ってる、今。
俺にとってAは、それだけじゃない。
隣にいるのが当たり前で、
ずっとそばにいたくて、ずっとそばにいて欲しい。


天月「A、ちょっと話があるんだけど。」



伝えるよ。





天月「A。
これからもずっと、









僕の隣にいてくれる？」


遠まわしだけど、これが限界。
俺の精一杯の告白。
伝わるだろうか…？


貴『当たり前じゃん(笑)
こんな幼馴染、ほっとけないし。』



伝わんないのか...。
Aなら気付くと思ったんだけど。



突然僕は、
Aの香りに包まれた。

抱き着かれてる、と気づいたころには
Aが耳元で囁いた。



貴『わたしも、天月のことが。
翔のことが、大好きだよ？(笑)
今までも、これからもずっとね。』




耳元で囁くなんて卑怯だ。


天月「うぅ、、、ズルい。
こんな誕生日、今までで一番幸せだよ。。。」




誕生日。
めんどくさがり屋な少女と幼馴染は、
恋人になれましたとさ。


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亀更新すいませんでした！
なにせ受験生で、ケータイもipodもテレビも禁止されて...。
なるべく更新頑張ります！


番外編いかがですです？((
リクエストも受け付けてます！
(駄作者が何を...。)



遅れましたが、見て下さる皆様に感謝です！
順位もお星もhit数もお気に入りもいつのまにか増えてて。

リア友と「「ありえないんだけど!?」」って叫んでました(笑)
これからもよろしくお願いします。

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