ｸﾗｳｽ「ザップ達が遅い…心配だ……」 ページ9
Leo side
(ｶﾞﾁｬ)
ﾚｵ「た…だいま戻りましたぁ」
ｻﾞｯﾌﾟ「つっかれた…アァ〜クソがぁ…」
扉を開くとクラウスさんがこっちに気付き、
ツェッドさんは僕らに声をかけてくれた。
ﾂｪｯﾄﾞ「随分遅かったですね…
何かありましたか、レオくん」
ﾚｵ「え、えぇと、あーーー…
ま、まぁ、色々と…ハハ…」
ｻﾞｯﾌﾟ「おいおいおいこの魚類がよぉ、
兄弟子サマにも何かねーのか？んん？」
…
ﾂｪｯﾄﾞ「…チェインさんもお疲れ様です、
怪我は無いですか。」(ｸﾙｯ)
ﾁｪｲﾝ「平気だよ、ありがと。」
ｻﾞｯﾌﾟ「無視すんじゃねぇ！」
ﾚｵ「いやぁ、妥当な対応かと。」
(ｶﾞﾁｬ)
ｽﾃｨｰﾌﾞﾝ「お前らやっと帰ってきたか。」
次に扉を開いて入ってきたのは
スティーブンさん。
ﾚｵ「ってことは僕らが最後ですか…
…あの子は？」
スティーブンさんは片手に持っていた
救急箱を分かりやすく見せた。
ということは彼女は怪我の手当ては
もうされたらしい。
良かった。
ｽﾃｨｰﾌﾞﾝ「Kidは別の部屋だ。(ｶﾞﾁｬ)
今はギルベルトさんに───…(ｺﾝｺﾝ)ん？」
失礼致します、と扉の外から聞こえたのは
そのギルベルトさんの声。
扉が開いたその先にはギルベルトさんの
後ろには僕より少し小さい影がひとつ。
ｷﾞﾙﾍﾞﾙﾄ「Aさんも
話し合いには立ち合いたいとのことで。」
『……っ。』
続く
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作者名：花塩キャラメル | 作成日時：2021年2月23日 12時
