【Q.K】孤高の魔女は、俺の自慢のエンジニアです。

平和多忙な日常 ページ36

「伊沢、資料！」
「オッケー、目通すからそこ置いてー」
拓司さんと優華さんの
いざわコンビ。
こちらはまた早い。流石の相性の良さだ。

「河村さん、ここのテロップこんな感じですかね？」

「そうそう、上手い上手い。」

「あとカットの部分入れづらいんですけど…」
楓ちゃんと河村さん、あの2人も見慣れてきたし、動画の編集も綺麗だよなぁ。

「山本さーん、この漢字どうやって読むんですか？」

「これは、＿＿って読むんだよ。」

「へぇ…ありがとうございます！」
それから…山本さんと叶咲さん。


『福良さん、これですよね。』
追加のマイク、それから大量のコードを持ち確認する。

「あ。ありがとうね」

『とりあえずマイクとカメラと照明をっと…。というか、急にどうしたんです？』
最終メンテ、角度調整と固定カメラの位置をあらかた決め、微調整を繰り返しながら聞く。

「急に「行く」って、てつやさん達からLINEが来てね。
他にも来るみたいだし、人数が多くて音声が録りきれないとかカメラとか、色々大変だったから。ごめんね、急に。」

『いえいえ、そういうときの私でもありますから。』


「おっ、篠崎さんから来た来た。
なんか申し訳ないな、
「帰ってくつろぎながら仕事する」って言うけど。もっと休め、あの人は。」
と苦笑いしている。

「しょうがないよ、仕事も趣味な変人みたいな人だし。」

「変人、言っていいのか…?」

「了承は得てるからな」



「拓司ー来たぞー。」

東海オンエアさん、ゆきりぬさん、はなおでんがんさん、追加で東大王メンバー勢揃い。

なんだこの神コラボ…。

「私たちはたまたま、てつやさん達に会って来ちゃいました。」

「もともと俺ら3人で行こうとしてたら、桃太郎感覚で仲間が増えてっただけだから」

「早いし、多いし…」

「来ないよりマシでしょ」

「いやいや、それは極端すぎるだろ」


「しかし、女性のメンバーも増えたんですねー。」

「元プロゲーマーのエンジニア2人。
こっちがレイこと、空嬬 玲さん。

こっちがキラこと、津田沼 咲希ちゃん。」

「うわっ、全国覇者！」

「え、すごーい！」


「で、声優やってる…」
「伊澤 優華です。」

「噂の“いざわコンビ”だ〜」

「「止めろ」」

「んんっ。…で、
こっちが十六夜 楓。俺の親戚。」
「よろしくお願いします…」


「叶咲 荵。」

「私はごく普通ですので、よろしくお願いします。」

「今はいないけど篠崎 叶。
活動範囲は広くて単独とユニットで色々やってる。」

「私がどうしたの…」

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