余命１ヶ月だとわかったらあなたはどうする？２

22日目(3) ページ10

莉犬side

ジェルが戻ってきた。
なので撮影を開始する！

ゲーム実況、実写の動画をとった。
流石に歌は録れないね…ww

こ「ｺﾞﾎｯｺﾎｯ…ﾊｧ…」
さ「大丈夫か…？」
こ「うん…！大丈夫だよ！」

だいぶ、咳する回数が増えてきた…

これはまた、あのときみたいに……

る「莉犬…？」
り「ん？どしたの？」
る「いや？ボーッとしてるからさ。
　 大丈夫？体調悪い？」
り「いやいや！そんなことないよ？
　 ちょっと考え事してたの。」
る「ならいいけど…」

長い動画から録ってたので
次は多分、さっきよりは短い。

な「Am○ng usを
　 やっていきましょう！」

おっ…！！これは一戦に長ければ
15分くらいかかる人狼ゲームじゃないか！

それは大丈夫か…？


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ころんside

ヤバい…普通に咳が出始めたし、
何か画面酔いかわからないけど若干、
吐き気がする…


そして喉の方から微かに血の味が…


次、咳したらきっともう終わりだ。
僕のすとぷりとしての人生…

いや…この僕の人生が
終わりを告げるだろう。

僕の体がそう言っている。

咳を我慢しながら、やっていく。

もちろん全員の声を
入れなければならない。

そしてその実況が録り終わった。
僕はスッゴく疲れた…

なんでだ…？

すると気を抜いたのも束の間。

こ「ｺﾞﾎｯｺﾎｯｹﾞﾎｯ…ｳﾞｯ…」
さ「ころん？大丈夫？[ｻｽｻｽ(背中を擦る)]」
こ「ｹﾞﾎｯｺﾞﾎｯ…」

全然止まらない…

やっぱり僕の体は正確だ。

こ「ふ…くろ…ｹﾞﾎｯｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ…」
ジ「はい！」

出ない…喉に不快感があるから
吐きたいけど…出ない…

さ「ナースコール…[ｶﾞｼｯ]
　 嫌だって言っても押すよ。」

[ﾎﾟﾁｯ]

こ「ｹﾞﾎｯ…ｳﾞｯ…うぇ…ﾍﾞﾁｬ…」

あっ…

血だ…


僕、吐血して…
あれ…？何かおかしい…







＿＿＿＿＿＿＿僕はそのまま意識を手放した。

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