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「bad girl.どこへ行っていた？」
『あ。く、クルーウェル先生……』
目に真っ先に飛び込んできたのはクルーウェル先生で、私がクルーウェルの到着に間に合わなかったことを指していた。
やっぱり無理だったか……。
息を整えながら、グリムは……と目線で探すと、目が合ったエース君が片手を揺らす。
捕まえたんだ……！
どうやらクルーウェル先生にはバレていないようで、ホッと胸を撫で下ろし、クルーウェル先生に向き合う。
『席を外していたのは、補習のプリントの手助けになる薬草を取ってきていたからです』
元々持っていたものを咄嗟に取ってきた、と言いアカギ草を見せる。
プリントの問題、最後の問いではアカギ草の葉触りを聞かれている。
私が元々アカギ草を持っていたなんてここにいる3人と1匹しか知らないし、バレるはずがない。
「ほう……。good girl.いい心がけだ」
私が差し出したアカギ草をまじまじと見てそう言ったクルーウェル先生に、内心でガッツポーズする。
よし、第一関門突破。
あとは……グリムをクルーウェル先生に気付かれず、どう戻すか。
「ところで____」
「失礼します！！」
恐らくクルーウェル先生がグリムのことを聞こうとした矢先、その言葉を遮り1人の男子生徒が教室に入ってくる。
「クルーウェル先生！中庭でサバナクローの生徒とオクタヴィネルの生徒が揉めています！」
「なに？……少し席を外す。頼めるな？」
『っはい！』
私を見たクルーウェル先生の目を真っ直ぐ見て答える。
またとないチャンスに少し声が弾んでしまったが、それを気にすることなくクルーウェル先生はやって来た男子生徒と共に教室を出ていった。
「ああー……クルーウェル先生帰ってきた時、まじで心臓止まるかと思った……」
足音が聞こえなくなると、エース君はぐったりと机にに体を預ける。
『ごめん、遅くなって』
「いや、先輩のせいじゃないですよ」
「そうそう。元はといえばコイツのせいだって」
ユウとエース君が私にそう言った後、エース君は私に手の中にいるグリムを差し出す。
「ふにゃー……」
疲れたのかぐったりとしているグリムは、最後に見た時よりも更に小さくなっている気がした。
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の〜さん（旧もこ）(プロフ) - 私ツイステのキャラ全員推しなのと逆ハー&愛され大好物なので嬉しいです！出来たら全員(生徒はもちろん、教師、他校、チェカなどにも)に恋愛的に愛されたいです。無理ならすみません。更新頑張ってください！楽しみにしてます！ (4月30日 22時) (
レス) @page19 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
シノ(プロフ) - きのこさん» 嬉しいです！ありがとうございます！アズールの意外とすぐ照れるところ凄い可愛いですよね〜弄りたくなっちゃいます笑 (2020年11月7日 15時) (レス) id: d418246017 (このIDを非表示/違反報告)
きのこ - 17話の最後の部分でアズールが照れてる部分あるじゃないですか？...可愛過ぎません？おかげさまで友達(リリア推し)と悶えましたw (2020年10月30日 2時) (レス) id: 2a559184c7 (このIDを非表示/違反報告)
シノ(プロフ) - 雪華さん» トランスフォーマープライム……ちょっと分からないです。すみません。 (2020年10月10日 12時) (レス) id: d418246017 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - トランスフォーマープライムは知っています？ (2020年10月9日 18時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シノ | 作成日時：2020年9月21日 18時
