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話が逸れていることに気付き、慌てて軌道修正する。
『補習課題はプリントだから、全部解き終わったら帰っていいからね。分からないことがあったら聞いて』
「うげっ」
「分かりました」
エース君とデュース君にプリントを渡し、ユウ君にも渡そうとしてふと手が止まる。
『ユウ君は補習じゃないんだっけ？』
さっきの会話を思い出し、首を傾げる。
「いや、僕でいいですよ。グリムが書くと読めないので」
「にゃにっ！？ペンが持ちにくのが悪いんだゾ！」
苦笑いしたユウ君にグリムが反応して声を上げる。
『ユウ君、じゃなくてグリムは何で補習になったの？』
「僕ら、小テストになると同じ問題を別々に解くんですけど、その合計点を割られたのが成績になるんです。それで、グリムだけ赤点を取ってしまって」
『へえ。大変だね』
じゃあユウ君が頑張っても成績は下がりそうだ。
「はい。それで、今回僕の成績が良くて、グリムだけ極端に悪かったので、結果的に赤点ではなかったんですけどグリムだけ補習という形になって」
『ああ、なるほど』
いくら1人と1匹でセットだって言っても極端に悪いんじゃちょっと看過できないよね。
ユウ君が魔法を使えないとはいえ、座学じゃグリムは完全にお荷物なわけだ。
『グリム、大魔法士になるには座学も大事だからね？』
「わ、分かってるんだゾ！」
机に乗っているグリムに目を合わせた後、ユウ君を見る。
『そういうことならプリントはグリムが解くこと。ユウ君はグリムが考えたことを書くだけね？』
「えっ」
「にゃに！？」
驚いた1人と1匹を見るに、グリムはユウ君に頼るつもりでいたようだし、ユウ君はユウ君で自分が頑張るつもりでいたようだ。
まったく……。
『当然でしょ？ユウ君は付き添い！グリムが補習！分かった？』
「はい……」
「分かったんだゾ……」
「容赦ねぇー……」
「寮長みたいだな」
これぐらい当然！
報酬のためなら手は抜けないからね！
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の〜さん（旧もこ）(プロフ) - 私ツイステのキャラ全員推しなのと逆ハー&愛され大好物なので嬉しいです！出来たら全員(生徒はもちろん、教師、他校、チェカなどにも)に恋愛的に愛されたいです。無理ならすみません。更新頑張ってください！楽しみにしてます！ (4月30日 22時) (
レス) @page19 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
シノ(プロフ) - きのこさん» 嬉しいです！ありがとうございます！アズールの意外とすぐ照れるところ凄い可愛いですよね〜弄りたくなっちゃいます笑 (2020年11月7日 15時) (レス) id: d418246017 (このIDを非表示/違反報告)
きのこ - 17話の最後の部分でアズールが照れてる部分あるじゃないですか？...可愛過ぎません？おかげさまで友達(リリア推し)と悶えましたw (2020年10月30日 2時) (レス) id: 2a559184c7 (このIDを非表示/違反報告)
シノ(プロフ) - 雪華さん» トランスフォーマープライム……ちょっと分からないです。すみません。 (2020年10月10日 12時) (レス) id: d418246017 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - トランスフォーマープライムは知っています？ (2020年10月9日 18時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シノ | 作成日時：2020年9月21日 18時
