La nostra storia（黒） (ページ8)

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年下彼氏ページ8

「山田さんチェックお願いします」

『わかった、確認しておくね』

そこそこ有名な企業に就職して数年が経ち私に頼ってくれる後輩もできた

さっき資料の確認を頼んできたのは目黒蓮くん、整った顔にスラッとしたスタイルそして1年目とは思えないような仕事の効率の良さで上司から同期にまで注目をされている

『休憩しよう、、』

給湯室でコーヒーを入れながら明日の飲み会どうしようかなと考える

すると、腰に手を回され耳元で囁かれ驚く

「Aさん、休憩中ですか？」

『ちょっとここ会社だから』

少し名残惜しいけど回された手を離す

「えー」

さっき言った完ぺき男子目黒蓮くんは私の彼氏である

『そういえば、さっきの資料よく出来てたよ』

コーヒーを蓮くんにも渡す

「やったー、じゃあAさん褒めてください」

『褒めてって笑』

『それに、会社だって言ったでしょ』

「誰も見てないから大丈夫ですよ、ほら早く」

蓮くんが私にもたれてくる
あんなに周りからは完ぺきと思われている蓮くんのかわいい姿は私しか知らないと思うと嬉しくなる

『頑張ったね、もうすぐ1人で仕事も任されるんじゃない？』

背伸びをしながら蓮くんの頭を撫でながら褒めてあげる
そうですかーと嬉しそうに笑いながら私に届くように膝を曲げもっと撫でてと言わんばかりに頭を私の手に押し付けてくる

やっぱりかわいい

「Aさん、明日の飲み会行きますか？」

『私も考えてたんだよねー』

「行きません？」

『蓮くんが行くんだったら行こうかなー』

「じゃあ、終わったらAの家に行ってもいいですか？」

『もちろんいいよ』

さっきよりも嬉しそうにやったーと笑う蓮くんがかわいい

私も飲み会よりもそっちが楽しみになる

「じゃあ、明日」

『明日』