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JK「俺、今から仕事だから、ヒョン達と一緒にいてね。

終わったらすぐ家行くから。」

「ん…」


ジョングクの両手がAの顔を包み込む。

そして、彼がAにキスをする。


ベク「え…!?」

JK「…ひとまずこれで消毒。」


2人の口付けを見て、enigmaの4人は何も言わない。

あぁ、やっぱりそういうことなのか、と悟る。


JK「Aのこと、お願いします。」


そう言い残し部屋を出て行く彼。

部屋を出る間際、目が合った。

一瞬驚いた顔をしてから、軽く会釈をしてそのまま立ち去った。



チャニョル「俺たちも帰ろう。ここにいちゃダメだ。」


ベクを連れてenigmaの控え室を出る。

ベク「あの噂は本当だったんだ…」


歌謡祭直後に流れたAとジョングクとG-Dragon先輩の三角関係。

またいつものデマだと誰も信じていなかった。


ベク「残念、だったな。」

ベクが俺の肩をたたく。


チャニョル「いや、残念じゃねーよ。」

ベク「え?Aのこと、好きなんじゃねーの?」

チャニョル「好き、と言えば好きだけど、

Aは手の届かない存在だと思ってた。

だから憧れの方が強い、かな。」


だからあわよくば俺のことを好きになってほしい、なんて考えたこともなかった。


チャニョル「だからああやってAを守ってくれる人がいるのは嬉しいことだよ。」


BTSのマンネジョングク。

顔良し歌良しダンス良しの何でもできる黄金マンネ。

Aを抱きしめた時の彼の顔は年下とは思えないほど、大人だった。


ベク「そっか…俺たちもA守り隊でも結成しようか!」

チャニョル「え?」

ベク「Aが怖い思いせずに済むように俺たちも影から守ろう。

BIGBANG先輩がそうしてるように。

今はさ、BTSよりEXOの方が影響力あると思うんだよね。」


BIGBANG先輩がAとの関係を公にした理由が少し分かった気がした。


チャニョル「そうだな。メンバーにも話してみよう。」

ベク「ついでにenigmaともBTSとももっと仲良くなったらいいじゃん!?」



Aを守ろう。



EXOの控え室に帰る足取りはなんだか少し軽かった。

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設定タグ:防弾少年団 , BTS , ジョングク
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つむつむ(プロフ) - とても惹き込まれるお話でした!!離とは主人公の名前ですか?お忙しいかとは思いますが更新頑張ってください!!続きがとっても楽しみです!! (2017年8月29日 19時) (レス) id: 98566561f5 (このIDを非表示/違反報告)
らら(プロフ) - お忙しいとは思いますが続きの展開が気になります…! (2017年6月9日 21時) (レス) id: 3ae85e211e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はる | 作成日時:2017年2月20日 21時

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