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(JK side)
TH「心配？」
JK「ステージは全然心配じゃなくてむしろ楽しみだけど、ヌナの心が心配。」
enigmaはステージの準備に入った。
ステージが始まる直前まで観客席に繋がる廊下で待機。
RM「でも確かにenigmaの立ち位置って難しいよな。」
YG「あぁ。enigmaにプロデュースされたことがない新人なら、憧れと同じくらいあの大っきな存在に嫉妬するんだろうな。」
JN「関わっている人たちには大御所も多いしね。
陰口や嫌がらせだってしたくなるよ。」
JM「でも直接５人にはできないもんね。」
TH「あぁ。enigmaに嫌われたら終わりだもん。」
噂が噂として出回り、いつしか全く事実でないことが事実として広がる。
ヌナはこれからそんな環境に耐えられるのだろうか。
HS「でもさ、ヌナが憧れ続けてきた夢はそんな簡単に挫けるものじゃないでしょ？」
GD「そうそう。
もっとあいつらの心を信じてやれよ。」
JK「うん。…ってえ？ジヨン、さん…？」
GD「よっ！おちびちゃん。」
ｽﾝﾘ「見た目おちびちゃんなのはヒョンの方だけどね。…いてっ！」
僕たちの隣にはジヨンさんとスンリさん。
JK「お二方もenigmaのステージ、見にきたんですか？」
GD「あぁ。どうしても見たくって。」
ｽﾝﾘ「やっと5人の本気が見れるんだもん。」
JK「ヌナたちのダンス見たことありますか？」
GD「あぁ。ちょうど俺たちも５人だし、教えてもらってた。
でも一度も本気を見せてくれたことなかったんだよ。」
僕たちに見せてくれたダンスも本気じゃなかったんだ…
HS「あ、そろそろ始まるんじゃない？」
歓声が一際大きくなる。
ファンにバレないように後ろからこそっと入る。
ステージ上のヌナと目が合った気がした。
５人のオーラはいつもとは全く違うくて、
その存在感はデビューステージだとは到底思えない。
音楽が流れる。
HS「うっわ、キレキレじゃん…」
JM「やっぱりリップシンクじゃない。」
今まで見たどのダンスよりもうまくって、歌はもちろん生歌で、
何より５人の表情が今まで見てきたどれよりも楽しそうだった。
ｽﾝﾘ「５人とも、いい顔してますね。」
GD「そうだな。夢がやっと叶ったんだ。」
ヌナの夢。
ステージに立つ夢がようやく叶った。
ステージ上のヌナはほんとに輝いていて、綺麗だった。
あそこに一緒に立ちたい。
ヌナの夢はいつしか僕の夢になっていた。
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つむつむ(プロフ) - とても惹き込まれるお話でした！！離とは主人公の名前ですか？お忙しいかとは思いますが更新頑張ってください！！続きがとっても楽しみです！！ (2017年8月29日 19時) (
レス) id: 98566561f5 (このIDを非表示/違反報告)
らら(プロフ) - お忙しいとは思いますが続きの展開が気になります…！ (2017年6月9日 21時) (レス) id: 3ae85e211e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はる | 作成日時：2017年2月20日 21時
