クレームブリュレ２【mmkj】 (ページ6)

今日:3 hit、昨日:12 hit、合計:47,396 hit

●クレームブリュレ　50 ページ6

夕飯を食べ終わって一息ついたら、ふっかが「手持ち花火やろうぜ」って両手に袋掲げた。

実は康二も持ってきてて、勿体ないからって4袋を全部することになった。さすがに多くないか。

kj「え！めっちゃ贅沢やんかぁ」
mm「今日じゃないと絶対できない」
kj「めめそのまま回ってや！」

…って思ったけど、その心配は無さそう。

目黒が片手に3本ずつ器用に指に挟んで、両手合わせて6本花火を持って、康二に言われるがままにクルクルと回った。

いや、もう目黒から火花出てんの？ってくらい発光してる。

わーわー言いながら康二はスマホで撮影してるし、コイツらの元気はどっから湧いてんの。

kj「勢いのあるやつがええよなぁ」
mm「線香花火、早めに消費する？」

4袋もあると線香花火の数もえぐい。

「好きは好きだけど、たくさんはいらない」っていう康二と目黒にお望み通り勢いのある花火を渡す。

sh「俺、線香花火で良いから。お前らこっちやれよ」
kj「しょっぴーええの！？」
sh「それぐらい良いよ。少しは残しとくぞ」

2人のありがとうの言葉を背に離れる。

近くにいると被害を受けそうだから、今のうちに避難。

1人で線香花火を眺めていると、誰かが隣に座った。

座ったなっていう空気だけで誰か分かる俺って、よくよく考えたらヤバイヤツかもな。