あるはずのない町 ページ4
*あらすじ*
漆黒の闇に抱かれた禁断の淡き光に触れし者の運命(さだめ)…。
「…あ、……う…け、こ…つマ…で…う…たら…い…だよ？」
…話し声が聞こえる。
何言ってるんだか全然分からん。
だけど、次第に鮮明に聞き取れるようにはなった。
「オ…もわ…んねェーよ、お…やす…見たと…ろどこ…ケガ…かは…てねェみた…だし…」
んー、大体聞き取れるようになったかな。あともうちょい。頑張れA。
体が動かない。それも含めて頑張れ。
「さっきから揺すっても全然起きねぇし…生きてるよな？」
生きてます。安心してください。
体が動かないだけです。
あ、全部聞き取れてるや。やったね。
じゃあ体も動かせるかな…っと。
「あ、気がついたみたいだぞ！」
「うおお！マジかよ！さすが仗助！」
んあ？ジョースケェ？
名前を気にする前に礼を言おうと目をゆっくり開けた。
「！？」
見開いた目に入って来たのはリーゼント頭と襟に『￥』と『＄』のマークがついた制服を着た二人の少年だった。
「えっ…！？」
頭の中が混乱してきた。
礼を言うどころじゃ無くなってた。
仗助…と億泰？
いやいやいやいや、まさかまさか。
ファンタジーやメルヘンじゃないんだから、まず有り得ない。そうか、コスプレイヤーの方か！…でも待て、暗闇の中の光に飛び込んでコスプレイヤーに会う、ってどうよ？その過程に何があったっていうんだよバカ。しかもコスプレにしてもそっくり過ぎる。…というか同じだ。同じ。瓜二つ、ってレベルじゃない。本物の『東方仗助』と『虹村億泰』だ。
…コレって現実？(いいえ、フィクションです←)
「おい、大丈夫か？」
仗助が声をかけた。心配そうな顔してくれてありがと。
「こんな道路に寝転がって何してたんだ？」
仗助の言葉を継ぐように億泰が言った。
…未だにこの状況が理解できない。理解不能理解不能。
だけどとりあえず、コレも確認したかった。
「ココって…ココの町の名前って、何て言うんですか？」
二人は顔を見合わせて、同時に口を開いた。
「「杜王町」」
…やっぱり、夢じゃない。
本当に信じられないけど…
自分は今、あるはずのない『杜王町』にいる。
△▼△▼△▼
2話連続投稿です、今回は。
ちょっと余裕があったし、この辺まで早く書きたかったんだよね…((
ちなみに億泰が「さすが仗助！」と言ってましたが、仗助は特に何もしてません←
夢主さんが勝手に動いたんです。
＼さすが夢主！／
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
角砂糖
ラッキーカラー
あずきいろ
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 46人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ラズ - ジョルノの反応が最高w私は抹茶プリンが食べたいな。はろうりぃщ(°д°щ)←DIO (2014年11月20日 22時) (
レス) id: f6be09a02a (このIDを非表示/違反報告)
K-39,4ever(プロフ) - ラズさん» おらこんな暗チ嫌だ。兄貴の出番が少ないっていうね。すまん兄貴。メロン邪魔だからどいて (2014年8月27日 16時) (レス) id: 0e3a678897 (このIDを非表示/違反報告)
ラズ - ギアッチョォオオオオオオ ギアッチョォオオオオオオ ギアッチョがホワイトアルバムして、海凍らせば魚も凍るかもしれぬ。 ペッシかわいいいい メロンそこ変われ((ﾄﾞｸﾞｼｬｱ リゾットキャラ崩壊バンザーイ← (2014年8月26日 9時) (レス) id: f6be09a02a (このIDを非表示/違反報告)
ラズ - ジヨセフが流しそうめん台見て『え？wこれスライダー？w』とか言って、シーザーに『このスカタンｯ』とか言われてたらいいなーって妄想してる←((重症 (2014年8月19日 11時) (レス) id: f6be09a02a (このIDを非表示/違反報告)
ラズ - えー ボスはそうめんと間違えられて、しかも『これカビてんじゃんww』とか言われたとかでいんじゃね？w (2014年8月19日 11時) (レス) id: f6be09a02a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：K-39,4ever | 作者ホームページ：4ever
作成日時：2014年7月8日 21時
