階段から落ちたら何故かあの町にいました。【JOGIO1～6混部】 (ページ12)

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コロネの仲間　前編ページ12

*あらすじ*
汐華初流乃。

　
「ここです、事前に連絡しておいたので、多分皆揃ってると思うんですが…」
またまたシンプルな家。
ジョルノはドアノブに手をかけた。

ｶﾞﾁｬ

ドアを開けたら帽子のような物を被った人が目の前に仁王立ちしていた。
「遅いぞジョルノ！皆、中で待ってるぜ！」
「すみません、ミスタ」
ジョルノは笑いながらもそう言った。
すると、奥からおかっぱ頭の男性が現れた。
「そいつが噂の新人か…」
「察しの通りですよ、ブチャラティ」
あー…皆知ってるや。
ミスタはワキガ、とか言われてるけど思った程そうでもない気がする。

「入っていいですよ」
「はい、お邪魔します…」

☆★☆★☆★

見覚えのある顔ばかり。
とりあえず自己紹介をば。
「吹坂Aです。よろしくお願いします」
この自己紹介も何回目だろうか。自分でも飽きてきた。
ジョルノがこちらを向いた。
「一人ずつ僕が紹介します。彼はブチャラティ。そして彼の隣にいるのがアバッキオ。今、ヘッドホンを着けているのはナランチャ。でミs…」
「ちょォっと待ったァァァァァァーーー！！！！！！！！！！！」
ミスタ、と言おうとしたジョルノを遮り、そのミスタが大声で叫んだ。
皆、驚いた顔でミスタの方を振り向く。
「…何ですか、ミスタ」
「今オレの名前を言おうとしてたろ！“4”番目にオレの名前を言おうとした！忘れたのか！？オレは！“4”という数字が！！ダメなんだよッ！！！」
アバッキオが呆れた顔をした。
「そんな事で…」
「“そんな事”じゃあねーぞアバッキオッ！オレの経験の話なんだよ！しょうがねーだろうがよ！！」
「はいはい」
ミスタの顔が引きつっていた。
「…では先にフーゴの事を話します。フーゴはあの窓際に立っている方です。ｰｰｰｰで、さっきのがミスタです」
「よしッ」
ミスタが満足そうな顔になった。

後編へ続いたりする。