見学 ページ22
「あっ、ちょうどいいか。」
五条は虎杖の所へ戻る。
虎杖が特訓をこなしているのを見て、「へえ、意外と飲み込みが早い」
と感じ、「悠仁」と声をかける。虎杖は驚くが話しかけても問題はなかったようだ。
「(早めに出力上げてさっさと次の段階進めそうだね)
出かけるよ悠仁!課外授業、呪術戦の頂点「領域展開」について教えてあげる。」
「ククク、だが当たらぬなら、領域に引きずり込むまで…どこへ行った?」
「ごめん、ごめん、待った?」
「!!ソイツは(宿儺の器・・・!!)」
「見学の虎杖悠仁君です!」
「富士山!頭!富士山!!先生俺10秒位前まで高専にいたよね?」
「んー飛んだの。」
「(あ、説明する気ないな)」
「(宿儺の器…やはり生きていたか…今後のため虎杖は殺せん。まさか我々の目的に
気づいて…?)何だ、そのガキは
「盾?違う違う、言ったでしょ見学だって。今この子に色々教えてる最中でね。
ま、君は気にせず戦ってよ。」
そして五条は言う。
「足手纏い?違う違う、盾でもないけど。大丈夫でしょ、だって君、弱いもん!」
「舐めるなよ
「(コイツが…弱い?今までのそんなバケモノよりも遥かにバケモノ…)」
「大丈夫、僕から離れないでね。」
「領域展開
「なっ…!!何だよ、これ!!」
虎杖はそう言いながら湧き出て来る、手についた溶岩をふーふーして冷ましている。
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作者名:神樂颯稀(Macoron) | 作成日時:2021年10月1日 21時