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それは、私が燭台切光忠さんに霊力を送っている時のことだった。
「 うう、ああああああああっっ 」
その声は 本丸中に響いた。
誰かが私に近付いてくる音。
そして、何かが 刺される音を
「 ぐっ、あぁ…っ 」
そして、誰かが踠き苦しむ声。
「 鶴丸…!!!! 」
誰かが彼の名前を呼ぶ声。
その、全ての音が 私には遠く、そして スローモーションの様に聞こえた。
「 みっちゃん……!!!
みっちゃんに何をしてる…… !!!! 」
鶴丸が私を庇ってくれたと言え、 その 動きを封じる事は永遠ではない。
太鼓鐘貞宗さんは 、標的を 鶴丸から私へと転移させる。
「 安心して下さいな。
壊れている所を治しているだけです 」
「 壊れている…??
粟田口の短刀や、小夜だって、
そして、みっちゃん
壊したのは
そして、 彼が 自身を向けて 勢いよく私に走ってくる。
「 貞、 もう辞めろ… 」
それは、またもや何者かによって阻止される。
その声の主は 大倶利伽羅さん。
「 光忠の顔を見てみろ……
幸せ、そうじゃないか… 」
「 伽羅… 」
「 私を殺めても構いません。
でも殺めるのは、 ここの皆を治してからにしてくれませんか? 」
「 みっちゃんが目を覚ましたら考える 」
そして、大倶利伽羅さんと太鼓鐘貞宗さんは、燭台切光忠さんをかかえて 悲しそうに自室へ戻った。
「 皆、無理 させてごめん…
鶴丸、清光 今すぐ手入れ するから ね… 」
そして私は、又いつもの日常に戻る。
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鶴(プロフ) - 椿さん» ご意見、ありがとうございます(´;ω;`) (2019年5月8日 22時) (レス) id: f7d2eb1740 (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - 今まで通りがいいです! (2019年5月8日 22時) (レス) id: e36d1c7298 (このIDを非表示/違反報告)
くれは卍(プロフ) - 【改】が更新されるのを待ってます!頑張ってください! (2019年4月5日 22時) (レス) id: 325596c204 (このIDを非表示/違反報告)
キリンロング - 【改】が更新されるのが楽しみ過ぎて夜しか眠れません(真顔)。 (2019年3月30日 22時) (レス) id: 390c1ef0c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆらん | 作成日時:2019年3月26日 10時