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「 ____と、こんな所か。
三代目の審神者は 死ぬ間際に
お爺様の形見である あの時計に、鶴丸国永を隠した。」
「 …だから、先は あの時計の中身を見せなかったのですね 」
全てを悟ったように、主は静かに呟いた。
「 私に、嫌われると思ったんですか? 」
怖かった。
もう、自分の手から離れて欲しくなかった。
このことを話したせいで 俺は、軽蔑されるだろうか。
「 どうも、お前さんが 三代目に似ていてな… 」
綺麗なその顔、優しい口調、
そして、霊力。
全てが 三代目に似ていた。
「 貴方達 付喪神が、人間を嫌えない様に、
私も貴方達付喪神を嫌いになれないのですよ。
だから、安心して ___
私は、あなたを愛していますよ___ 」
嗚呼、主よ
俺は、一生お前の刀である と誓おう。
俺を認めてくれて、愛してくれてありがとう。
感謝してもしきれない。
「 明日、鶴丸さんの元へ行きましょう 」
嗚呼、と 頷けば
主は何かに誘われるように深い眠りについた。
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大量更新ッッ
\( ´ω` )/
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鶴(プロフ) - 椿さん» ご意見、ありがとうございます(´;ω;`) (2019年5月8日 22時) (レス) id: f7d2eb1740 (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - 今まで通りがいいです! (2019年5月8日 22時) (レス) id: e36d1c7298 (このIDを非表示/違反報告)
くれは卍(プロフ) - 【改】が更新されるのを待ってます!頑張ってください! (2019年4月5日 22時) (レス) id: 325596c204 (このIDを非表示/違反報告)
キリンロング - 【改】が更新されるのが楽しみ過ぎて夜しか眠れません(真顔)。 (2019年3月30日 22時) (レス) id: 390c1ef0c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆらん | 作成日時:2019年3月26日 10時