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反論しかけたのに私が止まるから
不思議に思った景瑚も振り向く
一瞬純喜と合った目はすぐに逸らされて
憂「先輩達朝からラブラブすぎますよぉ」
景「ありがとー」
いつもなら馬鹿でかい声で挨拶してくるのに
それも無くって
無言のまま通り過ぎていく純喜と
その後を追う憂生ちゃんは
純喜の腕にがっしり手を絡めていて
思わず手の中にあるプリン味のチョコを握りしめる
景「やっぱ、おかしいね。純喜」
『…うん』
景「そんな顔しないのー、俺が話してみるよ」
柔らかく笑いながら頬をきゅっとつねってくる
景瑚に頼ってばっかじゃダメだけど
今の私は純喜に話しかける勇気さえ残ってなかった
…目を逸らすくらいなら
キスなんてしないでよ
昨日からずっとあのキスを思い出しては
ドキドキしてる事なんて
純喜にはわからないんだろうな
普段と様子が違う純喜が心配でたまらなくて
よく眠れなかったのに……はぁ
お昼になって景瑚と食堂へ行くと
ちょうど純喜と白岩君も来たところで
景「……Aはるっくんと先食べててくれる？純喜、ちょっと、」
何も言わず景瑚についていく純喜と
それを見るしかない私
瑠「とりあえずご飯、食べよっか」
2-Aの王子と二人って言うのもあって
なんだか周りからの視線に落ちつかないけど
瑠「純喜となんかあった？」
『んっ…ごほ、』
瑠「ごめん！大丈夫？」
焦って食べ物が喉につまる…恥ずかしい
『っこっちこそごめん、なんで純喜？』
瑠「んー、純喜も朝から今のAちゃんと同じような顔してたから？かな」
『なんていえばいいのか…』
瑠「そうだ、LINE教えてもらってもいい？」
『LINE？あぁ、うん』
なぜ突然LINEなのか分からないけど
とりあえず交換する
瑠「多分これからAちゃんとやり取りすることが増えると思う」
『えっ？』
瑠「幼馴染には相談しづらいこと、あるんじゃない？」
すごい、この人はエスパーなのかな
確かに景瑚に頼りっぱなしは良くないなって
午前中ずっと考えてたことだった
『…ありがと、何かあったら連絡するね』
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はる(プロフ) - 何度も読み返してしまうくらい大好きです！ (2022年1月24日 19時) (
レス) @page50 id: 3115c935bf (このIDを非表示/違反報告)
en(プロフ) - まひろさん» コメントありがとうございます。瑠姫君の話を書いてる時がなぜか作者も一番楽しいです（笑）二作目では瑠姫君サイドもありますので、是非。 (2021年9月4日 14時) (レス) id: 22ae3c57f2 (このIDを非表示/違反報告)
en(プロフ) - nanakoさん» コメントありがとうございます。そのコメントに涙が出てきそうです！！続きを公開しましたので、是非お時間ができた時に読んで見てください。 (2021年9月4日 14時) (レス) id: 22ae3c57f2 (このIDを非表示/違反報告)
まひろ(プロフ) - ルキくんのマシンガントークand心の声のけいごくんのツッコミで爆笑しました、更新頑張ってください (2021年9月1日 13時) (レス) id: 48b619f778 (このIDを非表示/違反報告)
nanako(プロフ) - お話最高ですね。途中涙でてきました。続き楽しみにしてます (2021年8月27日 8時) (レス) id: 1c76470b40 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：en | 作成日時：2021年6月1日 3時
