44 ページ44
side Keigo
「ズバリ聞いちゃうけど、純喜と付き合った？」
『ぅえっ？！！なんでそうなるの？』
「え、違うの？」
俺はてっきり付き合ったんだと思ったけど
そうじゃないみたい
『付き合ってないよ？』
「でも、じゃあ何でAから純喜の匂いがするわけ？」
『それは、ほら一緒に観覧車乗ってたから』
隣に座るAの後ろに回って
後ろからおもいっきりハグする
「なに、観覧車の中でこんな事してたの？」
『なっ？！そんなわけないでしょ』
「こんな事しない限り匂いなんてつかないよ？」
ぎくっとしたのか腕の中で小さくなるA
「言いたくないならいいけど、俺ならまだしも純喜がこんな事するなんて普通じゃないでしょーそれで付き合ってはないって…一体どういうこと？」
『…私だって、よくわかんないよ』
「、それにただくっついただけじゃないよね？」
顔を覗き込んで親指でAの唇を撫でると
顔を真っ赤にして下を向いちゃった…確定だ
「付き合ってもないのにしちゃうんだ」
『ちが、急だったから…それに、なんか様子が変で』
「チューなんていつだって急なもんだよ？純喜の様子が変なのはいつものことだし」
『そういうのじゃなくって！ほんとに、なんかおかしかったの…純喜、泣いてた』
思い出したのか自分が泣きそうになるA
どんなに優しいのって
こんな子に心配かけんなよ、あいつ
「あーあーあー、泣かないの」
俺の腕の中で純喜を想いながら泣くAを
慰めるしかなくって
今の俺の感情ってなんなんだろう
Aが泣きだしてなかったら
多分…
ーガチャッ
「ただいまーって、あら」
「ちょ、なんてタイミングで帰ってきてんの」
「いや、ここ俺の家だし」
微妙なタイミングで帰ってきた
親戚の奨君にAの涙も止まって
『お、お邪魔してますっ』
奨「Aちゃん久しぶり〜って、おい景瑚！Aちゃん泣かせたのか？」
「はぁ〜ややこしい人帰ってきたーもう会社戻ってよ」
奨君のせいかおかげか
ガラッと雰囲気が変わっちゃって
仕方ないから届いたピザを
奨くんも一緒に食べる
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 688人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「JO1」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
はる(プロフ) - 何度も読み返してしまうくらい大好きです！ (2022年1月24日 19時) (
レス) @page50 id: 3115c935bf (このIDを非表示/違反報告)
en(プロフ) - まひろさん» コメントありがとうございます。瑠姫君の話を書いてる時がなぜか作者も一番楽しいです（笑）二作目では瑠姫君サイドもありますので、是非。 (2021年9月4日 14時) (レス) id: 22ae3c57f2 (このIDを非表示/違反報告)
en(プロフ) - nanakoさん» コメントありがとうございます。そのコメントに涙が出てきそうです！！続きを公開しましたので、是非お時間ができた時に読んで見てください。 (2021年9月4日 14時) (レス) id: 22ae3c57f2 (このIDを非表示/違反報告)
まひろ(プロフ) - ルキくんのマシンガントークand心の声のけいごくんのツッコミで爆笑しました、更新頑張ってください (2021年9月1日 13時) (レス) id: 48b619f778 (このIDを非表示/違反報告)
nanako(プロフ) - お話最高ですね。途中涙でてきました。続き楽しみにしてます (2021年8月27日 8時) (レス) id: 1c76470b40 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：en | 作成日時：2021年6月1日 3時
