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side Keigo
夜ご飯作るには流石にまだ早いからって
ソファーに座って二人で映画鑑賞中
終盤くらいで左肩に落ちてきた頭
顔を覗くと幸せそうな寝顔に
やっぱ可愛いすぎるって思う
落ちてきた前髪を耳にかけてあげる
女の子特有の良い香りがして
デカTのせいで見える鎖骨とか
長い睫毛とかピンクの唇とか
あ、やばいかも
ーガチャッ
…っぶない
変な気を起こしかけた時に鳴った玄関の音で
我にかえる
汐「ただいまー、って。あ」
「おかえりなさいませご主人様」
汐「こんなメイド知らん」
「んはっ」
汐「あれ、姉ちゃん寝てるやん。てかなんでそんな顔赤いん？」
「え？俺？」
汐「おん、顔ってか耳むっちゃ赤いけど…」
思わず耳を触るとなんかほんのり熱い
汐「変なことしてへんやろな」
「してないわ」
汐恩のじと目から逃れるように
用もないけど携帯を触る
…ださいんですけど
何赤くなっちゃってんの自分
汐「あんさ、景瑚君も結城のこと知ってるやんな？」
「結城？誰？」
汐「一年の結城憂生。純喜君に付き纏ってない？」
「っあー、あの子か。うん知ってるよ。何なら今日も帰りに見たわ」
汐「帰り？」
「うん、純喜と手繋いで何か話してた」
汐「手繋いでた？！なんで？」
「なんでかは知らない。なに、汐恩あの子のこと好きなの？」
汐「なわけない、あんなやつ」
「あ、嫌いなのね。ま俺も苦手だな」
汐「なんかされた？」
「俺じゃないけど。Aが、」
汐「もう姉ちゃんに何かしよった？！」
食い気味で言ってくるからびびった
眉間に皺を寄せて余裕がない表情を見ると
…これはワケアリだな
「や。昨日さあの馬鹿純喜のせいでAとあの子と一緒にカフェ行ったんだよね」
汐「あーそれは聞いたわ」
「でさー、俺と純喜には超話すのよ。でもあの子Aには一度も話振って無いんだよね。何なら名前さえ呼んでなかった」
汐「あいつがしそうなことやわ」
「純喜はおバカだから多分全く気づいてないけど」
俺にはわかるんだよね
Aに対する悪意に満ちた目線
ああいう女の子山ほど見てきたし
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はる(プロフ) - 何度も読み返してしまうくらい大好きです！ (2022年1月24日 19時) (
レス) @page50 id: 3115c935bf (このIDを非表示/違反報告)
en(プロフ) - まひろさん» コメントありがとうございます。瑠姫君の話を書いてる時がなぜか作者も一番楽しいです（笑）二作目では瑠姫君サイドもありますので、是非。 (2021年9月4日 14時) (レス) id: 22ae3c57f2 (このIDを非表示/違反報告)
en(プロフ) - nanakoさん» コメントありがとうございます。そのコメントに涙が出てきそうです！！続きを公開しましたので、是非お時間ができた時に読んで見てください。 (2021年9月4日 14時) (レス) id: 22ae3c57f2 (このIDを非表示/違反報告)
まひろ(プロフ) - ルキくんのマシンガントークand心の声のけいごくんのツッコミで爆笑しました、更新頑張ってください (2021年9月1日 13時) (レス) id: 48b619f778 (このIDを非表示/違反報告)
nanako(プロフ) - お話最高ですね。途中涙でてきました。続き楽しみにしてます (2021年8月27日 8時) (レス) id: 1c76470b40 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：en | 作成日時：2021年6月1日 3時
