It wasn't supposed to be like this

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side Junki




瑠姫に言われたことが何か気になって

ずっと考えとったら

気づけば放課後になってた

　


　

　
「河野ー！！彼女来てるけど」



っていうクラスメイトの声



　

「はぁ？」


「部活遅れんなよー」


ってニヤニヤしながら出て行った

教室を出るとそこに居たのはういちゃんで


　

　

　

　
「あれ、どうしたん？」


憂「あ、二年の校舎に用があって。ついでに来ちゃったんですけど…なんかごめんなさい」


「ん？全然謝ることちゃうけど」


憂「なんか、彼女さんと間違えられちゃって…/」





「ぁあ、別におちょくってるだけやろうし大丈夫やで！今から部活やから行かなあかんねん」




憂「じゃあ下まで一緒に行ってもいいですか？」


「全然ええよー行こか」









彼女かー…


そういえば中学の時は

Aと付き合ってるってよう勘違いされてたな



でもいつの間にかそれが景瑚に変わった



佐藤の彼女可愛いすぎるって

聞くたびに必死に訂正してきた


　


　

　


　

憂「……い、先輩！」


　
　

急にういちゃんに右手を引っ張られて

びっくりした


　

　

「ん？？」


憂「さっきから何度呼んでもぼーっとしてて。ごめんなさい、私と居てもつまらないですよね」





ちょっと泣きそうな顔してて焦る

新学期早々一年の女の子泣かしたって洒落んならん


　

　
「ほんまごめん！ちょっと考え事してただけやし、そんなことないで？」


憂「本当ですか？」


「当たり前やん！わざわざ会いに来てくれて嬉しいし」



　

















景「…お取り込み中？」





　


　


　

　


　




　

振り返ったらAの肩に腕を回す景瑚


Aの視線の先は

さっきういちゃんに引っ張られたままの俺の手






…ってか手繋いでるように見えるやんこれ











なるべく自然に離そうと思って引いたつもりが

割とがっちり掴まれてたみたいで抜けへん

　



　

　
憂「あっ/こんにちは」







いや、そんな反応したらなんか変に思われるやん


　


　

　


　



　
景「あー、今日ご飯食べに来るか聞こうとしたけどいいや。今日は二人で食べよ？」



　


ほぼバックハグ状態でAの顔を覗き込む姿は

完全にただのカップルでイラっとする

　


　

　

　
「は？普通に行くしな！Aのカルボナーラ久々に食べたい！」




景「声でかっ。じゃ部活がんば〜」

　

　

　

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