私と異能生命体。

１２話 ページ15

ヨコハマに並ぶ数多のビルの中でひときわ良く目立つ

ポートマフィアビル。

私は其処についてしまった。


黒服「あ、蓮月さんお久しぶりです」



蓮月「久しぶりー」



ビルに入ってからずっと皆に挨拶されてる。

皆元気みたいでよかった。



桜花「蓮月、急がないと」


蓮月「そうだね、急ごうか」


桜花「私が運ぶー」


蓮月「安全運転でお願いね、、」


桜花「わかってるってー」




廊下を凄い速さで駆け抜けて行く。

何処が安全運転なんだろう 今にも壁にぶつかりそうだ。




桜花「とうちゃーく！」



無駄に大きい扉を開いた先にはエリス嬢を追いかけ回す首領。



鴎外「エリスちゃーん 此れ着てよー」


エリス「絶ーーーっ対厭よ！！」



鴎外「そんなこと言わずにサッと着て脱いでくれていいから〜」



蓮月「首領ー」


鴎外「着てくれたら私は死んでもいい！ あっ蓮月ちゃん！おかえりー」



エリス「蓮月、桜花久しぶりね！」



蓮月「此処を出たの２週間前ですけどね。」



エリス「蓮月と桜花、遊びましょ。」


蓮月「良いですね。」




エリス嬢、可愛い過ぎないか。

周りに花が舞ってる気がする、、




エリス「そうねえお絵かきなんてどうかしら」



桜花「いいねえ蓮月絵を描くの上手いしね」




ということで絵を描くこととなったのだが
先刻から何やら目線を感じる。

そっと見てみると首領だった。

相変らずのロリコン、、



エリス「私は二人のこと描くわ！」


蓮月「では私はエリス嬢のことを描きましょうかね」


桜花「わたしも！」



ーーーー



皆で絵を描いていたときだった。



鴎外「蓮月ちゃん、梶井くんが任務に行くみたいでから見にいってくれない？」


蓮月「はい、、」


梶井ってあの凄いテンション高い子だよな。

喋り出したら止まらないタイプの。


エリス「蓮月、行っちゃうの？」


蓮月「すみません。では私はたまにエリス嬢と此処で絵を描きましょう」



エリス「！ また今度、絶対よ！忘れないでね２週間に一回よ！」


蓮月「ええ。忘れませんよ」


私は果たさなくてはならない約束をした。


此の、いつ殺されるか分からない黒社会で。


〜〜〜〜
此の匂わせは気にしても気にしなくても良いです。

ー次回清水蓮月檸檬で頭が可笑しくなるー

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