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ど、ど、どうしよう。
慌ててお風呂から出て、適当に髪を乾かしてその場にあったバスローブを着る。
混乱と緊張で頭はパンク寸前。
「風呂終わったのか?…って何してんだ、A…。」
「え" 」
洗面台でうろちょろしていた不審な私を発見した土方先生は呆れた顔をしている。
カーッと顔が真っ赤になる私。
それを誤魔化すように早歩きでソファの方へ行き、ちょこんと小さく座った。
「腹減ってんならなんか好きなもの頼めよ。」
「ふえ?!」
さっきから変な声ばっかり出る。
土方先生がセンターテーブルに置かれていたオーダーフードメニューの表を取り私に渡した。
そこにはまるでファミレスみたいに色々な食べ物の写真が並べられている。
「食べ物とか、頼めるんだ。」
知らなかった…。だってこんな所、初めてくるんだもん。
メニュー越しに、
向かいのソファーに座って静かに煙草を吸ってる土方先生をチラリと覗く。
先生は…平気なのかな、私とここに泊まること。
私は…もうお腹すいたことも吹っ飛ぶくらい、平気じゃないけど。
それとも………
慣れてる???
なぜかチクリと胸が痛くなって、小さく溜息が漏れた。
「どうした?」
土方先生が私を気にして聞いてきたけど
「何でもないです。」
なんて元気のない返事をした。
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メイ(プロフ) - 美緒さん» 美緒さん!素敵なコメントありがとうございます!そして返事が遅くなりごめんなさい(´;ω;`)す、好きだなんて!嬉しい!私はそんな美緒さんが大好きです!← 更新停滞してましたがこれからどんどん更新頑張ります!やる気の出るコメありがとうございました!らぶ! (2019年7月24日 2時) (レス) id: 4ae3c296b6 (このIDを非表示/違反報告)
メイ(プロフ) - 赤珠(仮)さん» 赤珠さん!素敵なコメントありがとうございます(´;ω;`)嬉しすぎる…!コメ返かなり遅くなってしまい申し訳ないです。(ジャンピング土下座)私の妄想小説にドキドキしてくださってるなんて…もう!赤珠さん!好きです!本当にありがとうございます!更新頑張ります! (2019年7月24日 2時) (レス) id: 4ae3c296b6 (このIDを非表示/違反報告)
美緒(プロフ) - とても好きです!こんなこと言うのはおこがましいですが、早く続きが読みたいです!頑張ってください!星つけられるなら何個でも付けるのであ (2019年7月4日 1時) (レス) id: 27f4f840cd (このIDを非表示/違反報告)
赤珠(仮) - 一気に読んじゃいました…。夢主ちゃんと土方先生のドキドキ展開が最高です!!もっと伸びるべき!! (2019年6月15日 16時) (レス) id: bf995e4343 (このIDを非表示/違反報告)
メイ(プロフ) - たいやきさん» たいやきさん、コメントありがとうございます!もう小説読んでもらえるだけで嬉しいのに星まで押してくださるとか神対応すぎて嬉しいすぎて倒れます(´;ω;`)感涙。ありがとうございます! (2019年4月30日 1時) (レス) id: 4ae3c296b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:メイ | 作成日時:2019年4月1日 23時