お団子屋さんでてんやわんや

クソサドプラスマダオ ページ3

「よぉ、A、
いつもの頼むわ。っと総一郎君？」

「旦那、総悟でさァ」




暖簾をくぐり来た常連客、
今度はマダオだ。





「銀さんどうも。こんなとこくるお金あるなら
神楽たちに給料払った方がいいですよ」

「痛いとこつくねぇ」




カウンターの席、総悟の隣ひとつ開けた席に腰かけ
肘をつきながら私と総悟を同時に眺めニヤつく銀さん。





「え？なに？おたくらどういう関係？？」




その質問に二人とも答えず冷ややかな視線を送る。



「そんなクソ人間を見るような目はやめて？」

「「いやクソ人間だから仕方ない/ねェ」」




がっくり机にうなだれる銀さんを横目に
いつもの団子を出す。たっぷり餡子をのせて。


「あ、ちょっと待ってくだせェ。
今犬連れてくるんでそれ地面に置いといてくれやすかィ｣

｢うん？いやこれ犬の餌じゃないよ？
立派な人間の食べ物だよ？｣




と。





｢おい総悟ォォォォオオオ！！
ここにいんのは分かってんださっさと出てこいこのサボり魔ァァァアア！！！｣

｢おいこのクソ銀髪天然パーマハゲェェエエ！！
今日給料日アル！！逃げられると思ってるアルかァァアア！！｣





聞き覚えのありすぎる声が店の外から。
それはいつも通りすぎる光景で。




お代を置いて、また来ると言い残し

2人は神楽と土方さんの居ない
裏口からドタドタ出ていった。

犯罪者イン→←訳アリのお客多々

• 金　運: ★☆☆☆☆
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