7 ページ7
Aside
ーーー
.
「あ、自己紹介してなかったね。
俺、太輔っていいます。」
『太輔さん…。
Aです。』
「A…いい名前だな。
太輔でいいよ。」
『…えっと……。』
「あー、じゃあ太輔くんで。
さん付けだと、言われなれてなくて
耳がかゆくなる。」
って大きな耳をピクピクって動かす彼。
.
『ふふ。
じゃあ太輔くん、リンゴ切れました。』
「お、うまそう。
ありがとう、いただきます。」
.
.
シャリッ………
.
いい音をたててリンゴを噛む彼の歯は
立派な牙が生えていました。
.
.
「んまいっ。
何このリンゴ。甘くて美味しい。」
『ほんと?家で作ってるリンゴなの。
アップルパイとかにするともっと美味しいんだよ。』
「へぇ!アップルパイか。
食ってみたいな。」
って、目を細めて笑う彼。
.
.
大人っぽい雰囲気なのに
どこか子どもらしいあどけなさが残る彼は
それはそれは美味しそうにリンゴを食べてくれました。
.
104人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Bear | 作成日時:2016年3月26日 11時