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Aside

ーーー




.



あれから数日間、
庭になるリンゴを見るたびに
太輔くんのことを思い出す。



.





.





『ママ〜、
今度はいつ隣町にリンゴを売りに行く?』




「んー、そうねー
今はまだ熟してないからもう少し先ね。」





『…そっかー。』





「…なぁに?
隣町に好きな男の子でも出来たの?」





『ち…違うよ!そんなんじゃないからっ』






ふふっ。ってからかってくるママに
あたふたしながら否定する




.




.




また一緒にリンゴ食べたいな…。




すっごく美味しそうに食べてくれたもん。




今度は、とびっきり綺麗で甘いリンゴを
プレゼントしてあげよう、、







そんなことを考えていた時、




ふと、彼との会話を思い出した。






.






.




『…はっ!!そうだっっ!!!』





「なぁに、もう..
ビックリするわね。
急に大きな声出さないでちょうだい。」




『ご、ごめん!
ねぇ、ママ!!
アップルパイの作り方教えて?』





.

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作者名:Bear | 作成日時:2016年3月26日 11時

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