幼女になりたいと願ったが、重たい設定は望んでない【名探偵コナン】

にじゅさん ページ37

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あれからなんやかんや経ちました。
ええ、毎日毎日プレゼントをどうしようかと考えてました。
リシさんの対応について考えてたら病みそうなので、一先ず保留。

今日はリシさんのお誕生日。
ケーキはバームクーヘンをデコレーションすることにしました。
万一のことを考えて、朝からレイチェルさんといる。


「最近 リシさんとお話ししてる？」

「･･･あんまり」

「今日はいっぱいお話しできるといいね」

「･･･うん」


｢先にプレゼント買いに行こっか｣と手を引かれる。

レイチェルさんは普通の会話だと思ってるけど、残念ながら私の思惑は、いっぱいおめでとうと愛を伝えることだ。

姫(私)だと思われてもいい。
何か不安がってるリシさんに素直な気持ちを伝えて、それでも力になれそうにないなら施設にでも入ろうかと思ってる。

今日はある種 運命の日だ。
恩人の誕生日に起こす行動では無いと思ってる。


「どれにする？」


キラキラと輝く中から二つ取ってもらう。
どっちがリシさんっぽいだろうか･･･

･･･よし！ピーコックグリーン、キミにきめた！


「じゃあこっちを私からにしてもいい？」

「だめ！！
･･･でも、けっこんするなら･･････ゆる、す」

「うん、そこまでじゃないから二つともAちゃんからね」


え、でもお金･･･と顔を見ると、ウィンクしてからお会計に向かっていった。


「つつむの、このいろ！」


急いで追いかけて店員さんに伝える。
通貨単位やレートを把握できてないとはいえ、少額かもしれないとはいえ、人様のお金をホイホイ使う訳にはいかんのじゃ。
バームクーヘンとデコレーション代も払ってもらうわけだし･･･

これは、レイチェルさんの誕生日もお祝いしなきゃだな･･･


「二個じゃなくてよかったの？」

「れーちぇ おめでとう いつ？
おせーて」

「また今度ね。
お昼ご飯食べてからケーキの飾り付けしよっか」


はぐらかされたか･･･
まぁいい、とりあえず何か...絵とか、手紙みたいなのとか書いて渡すか

今はリシさんの誕生日サプライズに集中しなきゃ

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