じゅーさん ページ13
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「……だ！……にいる！？」
大きな音と声で意識が覚醒する。
どうやらまた寝てたらしいけど･･･、なんで、こわい･･･
「A！！」
「ﾋｯ...!!」
おこ、おこってる･･･リシさん、おこってるんだ･･･
おへやにいたのに、おこられるの…？
どうして･･･いやだ、こわい･･････
「A！？」
「ﾋｸﾞｯ!! ごめ、なさい！ごめんなさい！」
クローゼットを開けたリシさんは、糸目ではなく開眼させてた。
殴られたくないけど、捨てられる方が嫌だ･･･
伸びてきた手がリシさんのものだと思えなくて怖くなった。
「やー！！」
「大丈夫、大丈夫だから！
大きな声出してごめんね、帰ってきたら部屋は暗いしAは見当たらないし･･･
どこかで倒れてるんじゃないかって心配だったんだ･･･」
強く抱き締め、頭を撫でながら話してくれるリシさん。
･･･それは、確かにこっちが我謝罪だわ。
ほんとご心配をおかけしました･･･
「りし…？」
「そうだよ、僕だよ。
遅くなってごめんね･･･」
リシさんの名前を呼びながら泣きました。
ご近所さんごめん！許してね！！
「僕の可愛いお姫様は、いつも目が赤いなぁ」
泣きじゃぐったあと、顔を拭いてくれるリシさん。
お姫様だなんて大袈裟だなぁ
「どうしてクローゼットにいたの？」
「･･･Aのおへや」
「あー･･･、うーん･･･
電気の付け方を教えてなかったからか？
いや、まず遅くなったのが一番悪いか･･･」
いやいや、お仕事溜まってたでしょうからそこな気にしなくていいですよ。
むしろパニクってごめんなさい。
ご飯の準備をしながらもまだ悩んでるリシさん。
留守番できるって！
でもちょっと暇つぶしの物と、電気の付け方をよろしければ…！
「あー･･･いるから大丈夫だと思ってたのもダメだな」
聞こえてしまった。
リシさんは
これはダメだ。
本当にちーちゃんに返した時が大変だ。
「リシ、A いる」
「えっ、あー･･･声に出てたのか･･･
Aは"ちーちゃん"って分かる？」
「Aのこと」
｢難しいな･･･｣と頭を抱えるリシさん。
私もどう答えようか考えてる。
「ちーちゃんよぶ、いない」
「えっ」
やべ、ストレート過ぎた
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灰谷(プロフ) - どっかのちっちゃいバレー馬鹿は、笑いました！絶対あいつのことじゃんて言いながら読んでました！ (2022年4月19日 20時) (
レス) @page17 id: 6e2eb6e1af (このIDを非表示/違反報告)
鹿野ユズナ(プロフ) - 二推しと映画が始まって離れ離れになる現実がつらすぎて涙出てきました。頼む……平和に……少しでも平和に終わってくれ…………。主人公と邂逅を果たすのも近いですね…………。これでもう1人の主人公と一緒になるルートだったらわっしょいです…………(此奴) (2021年8月19日 23時) (レス) id: 6c05b173a1 (このIDを非表示/違反報告)
はく(プロフ) - リシさあああああ((( まじ天使幼女。ギャグセンもある、、最高！ (2021年8月18日 22時) (レス) id: 480d828c8e (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 私も前まではクローゼットの中に入って親から逃げてました､､､､､､ﾘｼさん優しすぎて泣きそうです((((もう泣いた (2021年8月11日 1時) (レス) id: 1a6dd63888 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふたみや遥
| 作成日時：2021年8月4日 15時
