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スカルとAはリスポーンから復帰して、互いに顔を見合わせる。
「悲観的になるな。ここから逆転して押し切っていく。オレ達なら簡単だろう」
「そうだね、まだまだ諦めないよ! 二人でヤグラを止めよう!」
 再び二手に分かれて、二人は意気揚々と第2カンモンの防衛へと向かった。
 スカルとAが第2カンモン近くまで辿り着く頃には、既に辺りはすっかり敵のインクに侵食されていた。
「防衛ポイントからの射線を塞ぐようにシールドが置かれている……まずはこれを壊すのが先決だな」
 二人でスプラッシュシールドを破壊してから、Aは素早く段差の上からヤグラの進行ルートに回り込む。だが、その動きを読んでいたかのように、ウルトラハンコを発動したサニーが暴れ回り、Aはあっけなく押し潰される。
「A!」
 Aのデスに追い討ちをかけるようにナイスダマも飛んできて、スカルはチャージを中断して退くことを余儀なくされる。
「またしても人数不利か……第3カンモンまでに守りきれるかどうか……」
 第3カンモンまで到達されてしまえば、敵に有利な地形となり、ますます防衛は難しくなる。スカルは敵に距離を詰められないように動きつつ、どうにかこの状況を打開できないかと思考を巡らせる。そうしている間にもヤグラは進み、段差を降りて第3カンモンへと向かおうとした、その時だった。
「スカルくん! マルミサ打つから、追い詰めるよ!」
「A! 分かった、頼む」
 復帰してから急いで自陣を塗り、スペシャルを溜めていたAがマルチミサイルを構える。第3カンモンに到着したサニーと、彼女を守るように立ちはだかるグレープを、予告円が取り囲む。
「その位置だな。逃げる方向は……」
 予告円が動く方向を見て、スカルがチャージを開始する。Aが塗りとカーリングボムでサニーを追い詰め、絶対射程領域(スカルエリア)へと巧みに誘導する。
「……フッ」
 スカルが静かにトリガーを引き、重い射撃音が響き渡る。サニーを仕留めたことで、ヤグラが戻り始めた。

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ただの紺色(プロフ) - スカル落ちのストーリーはあんまりないので読んでて楽しかったです! (12月24日 2時) (レス) @page23 id: ec9847f949 (このIDを非表示/違反報告)
とある少女 コロイカ 緑チームシリーズ 大好き! - 続き嬉しいです 楽しみにしてます! (2023年4月11日 16時) (レス) @page3 id: 7ed1cae315 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Shinju | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2023年4月9日 20時

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