ネットリテラシーを知ろう

終わりに ページ5

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　ここまで読んでくださった皆さまへ。

　本来ならばもっと書くことはあるのですが、ネットリテラシーの意味や大切さを伝えられれば充分だと判断しました。
　それにネットリテラシーを知るには、まず自分から調べていくことが大事だとわたしは思っています。

　最後にすこしだけお話をしましょう。

　わたしが占いツクールを知ったのは、中学1年の冬のことです。
　当時、夢小説という存在すら知らなかった生まれたてのオタクにとって、そこはまさに聖地であるように思えました。
　けれども違和感を覚えていきます。その違和感が間違いではないことを確信したのは、皮肉にも3ヶ月後のことでした。

　春休みのある日、占いツクールが閉鎖する、という運営からのお知らせを見たのです。
　わたしはそれを鵜呑みにしてしまいました。何度もウェブで「占いツクール 閉鎖」と検索したものです。
　当時、自分専用のPCを持っていなかったため、ひょっとしたら家族共通のPCの履歴に残っているかもしれませんね。

　いろんなことに疑いつつ、きちんと調べれば、エイプリルフールの嘘だとわかったはずなのに。

　さて。わたしはそこで占いツクールにはたくさんの利用者がいたこと、そしてわたしと同じように嘘の情報に振り回される人は決して少なくないということを知ります。
　更に残念なことに、占いツクールには平気で違反をする人が多いのだということも。

　そこでわたしは一旦占いツクールから離れました。

　高校入学しSNSを始めたり、他の小説サイトに足を踏み入れたりしましたが、そこにも炎上や違反する人をたくさん目にして来ました。

　高校2年の夏、わたしは占いツクールに戻ります。強烈に好きになった推しキャラの夢小説を書くために。
　そこでわたしは占いツクールで、作者として活動することになりました。

　ですが、ここでわたしは様々な問題を目の当たりにします。
　深くは掘り下げませんが簡単に言いますと、パクリをされたり、ある作者さんに違反行為を注意するとネットに晒されたり、別垢で攻撃をされたりといろんなことがありました。


　皆さんがハマっているアイドルやアニメなどは、わたしたちと同じ人、もしくは人が作ったものです。
　皆さんがやり取りをしている画面の相手は、同じ人間です。

　ここで軽く説明したことは一部に過ぎません。だから、後はあなた次第です。
　後悔しない選択をしてくださいね。

　ありがとうございました。ささくれ。


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