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「はぁ...」
森「ベッロベロじゃん。大丈夫ー？」
「森本さん、でしたっけ。大丈夫です〜」
飲み過ぎた...って離席して風にあたってたら、先輩が連れてきた陽気なイケメンさんに声をかけられた。
森「帰るんならタクシー呼ぶ？それとも俺とホテル行く？」
「...え」
森「慰めてあげよっか」
「....っ♡...んっ」
森「ココがいいんだ。よしよし」
慰めてあげようかというその言葉の通り、優しく優しく甘やかすように愛撫されていた。
「森も、とさ、っ♡」
森「んー？」
「も、
森「まだキツいけど。無理してない？」
「ん...痛いの、慣れてる」
森「そーゆーんは無理してるって言うね〜」
苦笑いした森本さんが慈しむようにすりっと頬を撫でた。
「？してないよ」
森「本人が望むんなら
コクリと頷いたのを見届けた森本さんが手早くスキンを被せた熱を押し当てた。
森「A」
「？...っ」
時間をかけて押し進めてくるモノが予想以上に大きくて息を深く吸い込んだ。
森「痛い？1回抜く？」
「んーん、圧迫感が、凄くて」
森「大きいでしょ、俺の」
「自分で、言うんだ」
体格に見合った大きさだと思う。元彼は森本さんより小さかった。さっき抱きしめられた時に、すっぽり腕の中に埋められて驚いたのは記憶に新しい。
森「ふふっ、和んだ？」
「へっ？」
森「千切られるんじゃないかってくらい締めてたのが少し緩んだから」
「あ...ご、ごめんなさい」
森「え？謝ることじゃなくない？そんだけ相性いいってことなのに」
また元彼みたいに怒られる...と思ったけど、森本さんは口角をふにゃりと緩ませて笑った。
「相性、」
森「そう、俺ら相性良いね」
まるで言い聞かせるみたいに言い直されて、飲み込むみたいに心の中で繰り返した。
「...1回で、終わらせたく、ないなぁ...」
おもわず呟いてから後悔した。今のは重たすぎる。1回だけだからこその優しさかもしれないのに。
森「じゃあ、俺のものになる？」
「え」
森「ね。俺のものになっちゃいなよ」
あまりにも都合の良すぎる言葉に聞き返すと、獲物を捕らえるような鋭い瞳を向けられた。
｢もう冗談だった、とかは受け受けないから｣
森｢言わないよ、そんなこと｣
グイッと大きな身体に抱きしめられて、怖々と背中に腕を回した。
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作者名：ミヤ | 作成日時：2023年6月17日 15時
