眠り姫の日常は乙女ゲーのようです【歌い手】

五歩目 ページ6

『るすって?』




私は、続けて《歌い手の?》と言いそうになった口を閉じる






る「んー、Aになら言っていいかな」






知ってるってことは内緒






る「俺らね、歌い手してるんだ。で、俺がるす、真冬がまふまふ、彼方くんがそらるで活動してんの」






そ「まだ会ってない2人も、ね」






どこからか現れた彼方くん…そらるさんが言う






まさか、私が憧れていた歌い手が目の前にいるとは、思えなくて……





必死に、ニヤついてしまいそうな頬を戻す









『学園の王子様たち……どんなスーパーマンよ』






ものスゴイ状況に、ふ、と笑みが零れる






る「え…」






そ「わ……」





ま「笑った……」






『何よ、私だって人間だから笑うし』





ふふっと、笑いながら人気の無い教室を出る私は、ふと、ある考えが脳をよこぎった




……もしかして





ああ、神様。私が願ったこととはいえ、これは酷すぎません!!??






ため息をつきながらも、自然に笑ってしまったのは……









なぜだろう




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関連ランキング、6位いただきました!!!!



わあああああ、ありがとうございます( ´͈ ᗨ `͈ )◞♡⃛

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