眠り姫の日常は乙女ゲーのようです【歌い手】

三歩目 ページ4

ま「彼方さん！どうしたんですか〜？」


えっと…隣の席の…あ、あ


ま「相川 真冬！今、忘れてたでしょ！笑」

うぅ…

鋭い


ま「いいんだよ、僕って目立たないし」


どの口が言ってるんだ…

貴方は学園の王子様の1人ですよ〜？


ま「？」



『えっと、真冬くんよろしくね？』



ま「何で疑問形？」


『えっ、何となく？』


ま「ふふっ、面白い子だね」



そう言ってフニャっと笑う真冬くん…

…何と言うか、その…



「見た⁉今の、眠り姫に笑った真冬様！」


「見た見た！ちょーー可愛いかった！」



ああ、それだ‼
可愛い‼←



る「俺抜きで何話してんの？」


？


『話したことあったっけ？』



る「いや、ない」


そ「ないんかい！笑」


ま「光くん…笑」



る「けど、女の子は俺とシタいんでしょ？もの欲しそうに見る目がたまんない♪」


何イッテルノ？コノヒト…

いや、シタいって可笑しいでしょ！

てか、Sじゃん！いや、ドがつくな‼


『思ってないから！私はね！光くんだっけ？誰にでも通用すると思わないで！』


る「わ〜、ガード硬い…。良し！決めた！俺、眠り姫のこと落とす！」


ざわっ！


教室がざわつき始めて私は改めて教室に学園の王子様のうち3人が集まっていたコトに気付いた



る「覚悟してね？」


ただでさえ注目されてるのに、この爆弾発言！

最悪…死にたい…



『ちょっと！』


私は光くんを連れて、使われてない教室に向かった

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