眠り姫の日常は乙女ゲーのようです【歌い手】

十七歩目 ページ20

る「ん？どうしたの、顔曇らして」




って、何考えてるの！





『何もないよ、ごめんね』






ま「ウソだ〜笑顔引きつってるもん！」






変などこで鋭いな、まふくんは






『ホントに大丈夫だから、ほら！』







そう言って私は“にーっ”と笑ってみる





けど、ウソは通じなくて






る「あのねー」






そう言ってドライヤーを置き、私との距離を近づける





る「俺らにウソは通じないよ？バレバレだって」





そう言う、るすくん




近くで見ている、まふくん





2人はどこか怒っているように見える





でも、“寂しかった”なんて、言える筈もなくて






『ごめんね、気にしないで』






赤くなる顔を隠しながら私は言う






る「A、こっち向いて」





るすくんが私の耳元で囁く




『んっ////やだ、よ』




耳が弱い私は更に顔が赤くなる





る「はぁ〜」





そう、ため息をつき、るすくんは私の顎をクイッと持ち上げた





『////////』





る「ウソつかないで、ホントのこと言って」






これにはつい、キュンと来る



ついには本音も漏れてしまう





『2人が私から…


離れちゃったら寂しいな、とか思ったり、思わなかったり////』





る「何ソレ〜////」




ま「可愛すぎ////」





『うるさい！////違うから！
いや、違くもないけど////…ブツブツ((ry』





る「大丈夫、俺はAのこと大好きだから。離れないよ」




そう言ってるすくんは私の耳元で小さく



る「大好きだから、ね」





と、囁く



ホントに////




ま「僕もだよ、だから大丈夫。安心して！」





そう言ってまふくんは、私の背後から抱きつく





『ありがと////

あと、____忘れて////』←





る/ま「やだ」←




•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸♬
長くなりましたぁぁぁ

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