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「そう言えばライブ、次の・・来るんですか？」
ちょっとでも元気を出してもらおうとして言ったのが東方神起のライブのことなんて・・
自分で言ってて恥ずかしくなる。
画面を見てるAを見てたら自然とそう思ったんだ。
ライブを見せてあげたい。
元気を出してほしいって。
でもいつまでたっても返事がない。
「外れました」
一段と落ち込むA。
「言ってくれたら招待するのに」
一瞬目が合って嬉しそうな顔をしたけどまた落ち込んだ。
「なに？」
「今回は行くなってことだよ。こうやって外れて・・落ち込んでるひとがいっぱいいるんだもん」
こんな時まで人のことか・・
でも、それがAらしい。
「行けなかった分、念を送っとく・・」
「怖いっすねー」
病気で体は弱ってるのに心が弱ってないAになんだかもう叶わないなーと思った。
「頑張ってねって、もうじゅうぶん頑張ってると思うけどさー」
「頑張ってますねー」
頑張ってる、でももっと・・
「だよねー・・あぁぁ・・行きたかったあぁぁ」
いきなり叫んでジタバタするAにビックリした。
そして照れる。
「眩しいなぁ・・」
「消せばいいじゃないですか」
というか消してくれ。
急に恥ずかしくなってきた。
「頑張んなきゃー・・・」
自分の心の声かと思った。
もっと、頑張らなきゃ・・
切実なその声と思いに自分を重ねる。
「まずはしっかり風邪を治す！」
こうやって誰かにカツを入れてほしかったんだ。
誰か・・そう・・誰か
「そうだよね、頑張ろう。私頑張る・・」
思わず苦笑いをした。
「あんま無理しないで」
「ん。。でもね、こんな風にがむしゃらに一生懸命に・・何かを本気で頑張ってみたいんだ
楽しそうな顔見てるとさ・・ここまで頑張って見せる笑顔は本気だって思うんだよね。
私もこんな風に笑ってみたいなって・・そう思えるんだよねー・・・」
今の俺は耳まで真っ赤だろう。
Aの中に俺たちがいる。
頑張ろうと思う活力になってると思うとなんだか不思議に思えてくる。
「・・・だからって体壊したら元も子もない」
平然を装って言った。
「チャンミン、よくそんな言葉・・知って・・る・・・・ね！？」
無自覚だったなこの人。
慌てて真っ赤になるAをからかってやりたいが
あいにく俺も真っ赤だ。
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まー(プロフ) - すごくすごく続きが気になります！引き込まれました！！ (2018年12月10日 1時) (
レス) id: c2545f25e3 (このIDを非表示/違反報告)
Lip(プロフ) - はなさん» はなさんこんにちわー！早速読んでいただいてありがとうございます。更新今後も頑張りますね♪ (2018年6月30日 22時) (レス) id: dcd05bc8ce (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 更新有り難うございます♪嬉しいです♪ (2018年6月29日 13時) (携帯から) (レス) id: 5673869410 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lip | 作成日時：2018年5月8日 23時
