◇57話 頼っていい ページ9
本編の前に作者から
自分で書いてて思ったんですが、妄想が飛びすぎて事を壮大にしすぎたかもしれません(笑)今から修正すると全然違う話になりそうなのでもうこのまま完結まで書きます。
オチがしっかりと決まってるわけでは無いので探り探り書いています。また、別サイトでの執筆が最近増えていて更新が深夜になる事が多いです！広い心で読んでもらえると嬉しいです。
では本編をどうぞ！
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「5校の人に話すってなると大変だね、教室にはいりきるかな？」
「んーまあギリギリってとこだとは思う。それに思ったんだけどさ、全員に包み隠さず言った方が蒻雲に会った時に助けになってくれると思う」
できるだけあの狂った人と皆を関わらせたくないんだけどな。
「それで迷惑になったりとかしない？そうなったら私それこそ立ち直れない……」
「何言ってんの姉ちゃん、マネージャーだって立派な仲間だよ、この合宿に参加してる時点でもう皆の仲間の一員なんだよ。仲間を信頼する事が大事って事A姉ちゃんが1番よく分かってると思うよ、だからもっと自信持ちなって！」
そういう倫くんの顔は何か切羽詰まったようものを感じさせた。
あぁ、そうか。仲間からの信頼……つまり、倫くんは私に何でも頼って欲しいって言っているのかな？こないだの私は連絡手段を持っているにもかかわらず周りの迷惑だけを気にして誰を頼ることもしなかった。
あの時倫くん凄い怒ってたなぁ、なんで何も連絡しなかったんだよって。それはもうすっごい剣幕だった。
「そうだね、皆を頼っていいんだよね！……ごめん、変に勘違いしてたみたい」
言ってみたはいいものの倫くんはまだ不安を拭いきれていないのか不満気な顔をしていた。
「まぁ確かに私前科持ちだからねぇ。……いざとなったら直ぐに連絡するから、安心していいよ」
「本当に？」
「うん、本当に」
「……俺、こう見えてさ姉ちゃんの事すっごい大事に思ってるんだよ？チューペットなんていらないくらい。もうちょっと自分のこと心配してくれないと、前みたいなことがあったら、俺本当に心臓何個あっても足りないからね」
え、チューペットより大事って。なんか食べ物と比べられるのあれだけど凄い嬉しいわ！！
「あははっ、それは大変だな〜。自分の身の大切さももう知ってるから大丈夫！」
「うん、ならいいよ。そろそろ消灯の時間っぽいね。部屋戻ろっか、確か選択K教室だっけ？送るよ」
「倫くん達のところから遠いよ、いいの？」
「俺が姉ちゃんを1人で返すわけないでしょ」
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霰霰 - この作品にどハマりしました!!!更新が楽しみです😆✨ (2021年12月31日 1時) (
レス) @page10 id: c1e168e932 (このIDを非表示/違反報告)
ニコラスケイジ - この作品めっちゃ好きです！更新楽しみにしてます❤ (2021年9月29日 16時) (レス) @page5 id: 02838600ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水色のエコバッグ | 作成日時：2021年9月21日 12時
